腸内環境を良くしよう!
などというが、ちょっくらちょいで整えることは出来ないようだ。
ごぼう茶とか、ヨーグルトとか、寒天とか、オールブランとか、ヤクルトとか、ジョアとか、なまじのことでは無理なようだ。
食生活を改善すると言ってくれるけれど、それが、とても難しい。
気遣いというものが、ぜんぜん出来ないのだ。
生きてるだけで、精一杯だ。
ならば、痩せることも、便秘なのも諦めたら良さそうなものだが、そこを諦めることができない。
思えば、腸のことをこんなに考えたことは、今までなかった。
胃腸が丈夫で、便秘知らずだった10年前の私。
どうして、こんなに調子の悪い人間になってしまったのだろうか。
としのせいかな。
薬のせいかな。
私、ずっとこのまま、こんな調子の悪い人間なのかしら。
奇妙に、不思議。
10年前も、私であったはずなのに。全然ちがうことで、苦しんでいた。
真逆。
仕事が次から、次にやってきては、それをやりこなしていくことに苦しんでいた。無理すればできてしまう。いっそ、倒れてしまいたい。と、思ったが、全く倒れたり、不調で仕事ができなくなる。なんてことは、なかった。自分は、絶対に壊れないと信じていた。
不思議。
あの女は。どこへいってしまったのだろうか?
ああ、今は、せめて、腸の調子が良くなればいいなあ。