仕事は大変？楽しい？
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仕事は楽しくはない。
むしろ苦しい。
でも働く。
なんでこんな苦しい想いをして、自分の人生をすり減らして仕事をしているのだろうか？
ふと、虚しくなることもある。
考えてみれば、自分が子どもを持てなかったのも仕事が忙しいせいも、そう、多少はあったのかもしれない。
夫と私、ずっと何だか忙しく仕事をしてきた。
自分達の日常生活や、人生というものを顧みずに生きてきてしまった。
いま、私はうつ病を得て、少し立ち止まってみた。
なんでも仕事のせいにするのは、間違っている。
仕事をしていても、皆、子どもを産んで、育てている。
何故、それが私にはできなかったのか？
それは、私が努力を怠ったからだ。
どんなに忙しくても、仕事以外のことを充実させようとする努力を私は怠ったのだ。
そうまでしてきた仕事を、私はやめられない。
どんなに苦しくとも、どんなに虚しくとも、仕事は辞められない。
仕事のをしてきたことで、失ったものがあるから。
これからを生きるために、やはり仕事は必要なのだ。
私の仕事は人に尽くすことだ。
そう、サービス業だ。
礼の言葉などはもちろん、期待できない。
言うのはむしろ私の方だ。
当たり前のサービスを提供し、お客さんはそれを当たり前のこととして受け取る。
そして私は仕事をすることで、給与を得ている。
だから、「ありがとう」という言葉はいらない。
いらないと、言っているが、時々それが欲しくなる。
そういう時が、考え時だ。
仕事って、なんだろう？
私の仕事は人に尽くすことだ。
それは仕事で、人生ではない。
今、そしてこれからを生きるために、私にはお金が必要だ。
だから、働く。
結局のところ、金の為、自分の為に働いている。
仕事が、私には必要なのだ。
はたらく車、働くおじさん、働くおばさん、働く私。
ありがとう！
ありがとう、ワタシ！！
人には寛容を以て接し、自分には感謝の心をもって生きていきたいものだ。