観ました第9話「駆引」

 

北条→徳川

 

と、きて・・・

 

まあ、いくら計略を巡らせても、相手はもちろん、こっちも思い通りにはならない。

そこを、忘れずに次いってみよ~~~

 

いちど、あまり面白く観ていないということを認めたら、がぜん

 

面白くなってきた~~(`∀´)

 

うそつきばっかりで、楽しい~~~

 

天邪鬼なのかしら、私。( ̄_ ̄ i)

 

うーむ、今回はヒロインについて考えてみた。

きりさんは、どうも評判がよろしくないようですね。

ドラマ中でも、視聴者にもウザがられているご様子。たぶん、制作側の思うツボ。

大河ドラマに出てくるヒロイン(主人公という意味ではなく)は、主人公を支えることを求められているような気がする。もの優しく、或いは苛烈に。

その点でいうと、お梅さんは、ヒロインの素質を充分に備えているとも言える。好もしく、優しく、その言葉は主人公の心に沿い、そっと支えるものである。そして、何より主人公を愛し、主人公から愛されている。

だが、しかし、ヒロインはきりさんである。

きりさんは、主人公を支えもしなければ、言う事もぶっきらぼうで、デリカシーの欠片もなく、主人公に沿うどころか逆撫でしてばかりだ。自分の感情を全面に出し、言いたいことは言い放題。そのくせ、主人公への想いについては全くからきし、口にできない。愛されたいと思っているが、とにかく愛されない

 

不器用なの・・・

 

こういうヒロイン(主人公という意味も含む)は、現代を舞台にしたドラマであれば、たくさん現出してきたし、成立もする。

意中の男に素直になれず、面と向かえば憎たらしいことを言ってしまう。そんなこんなで、男はヒロインを恋愛の対象とはせず、別の女性と付き合い始めたりする。ヒロインは、二人を別れさせようと空回りしたり、または心で泣いて応援したりしている内に、男がヒロインの存在に気づき、愛し愛されハッピーエンドになだれ込んでもいいし、愛する男の幸せを願う良い感じの人になってちょっぴり涙で、でも人生は続いていくでもいい。

あるある。ありすぎて、悲しくなる。(ドラマというより古来の少女マンガのようだが。。。)

 

そして、きりさんの運命はどう転がっていくのか?

とにかくずっと主人公の側にいくことは間違いないし、おそらく主人公からの愛も獲得するであろう。

しかし、どこを愛せばいいのだろう?

 

機転もきかない。浅はかで、行動力もあるようでない。良いこと言わない。役に立たない。人を思いやれない。自分の思うようにならないと腹をたてる。妬んだり、羨んだり。

 

ああ、なんだか生まれたまんまの人だなあ。

ナチュラルな人ってこういう人なんじゃない?

そこがカワイイ。。。。とか、どうだろう。

一途なトコロとか? どうだ???

 

きりさんが、どう転じて愛されるに至るのか、その落としどころも今後の見どころであると思われる。

さらに、お梅さんがどうしてヒロインにはなれなかったのか、そこも注目していきたい。

 

引き続き、よろしく。