daily notes*白い小さなおうちを建てました -388ページ目

出産レポ3 入院生活(出産当日~生後2日目)

生後1ヶ月♪

まるちゃん、生後1ヶ月になりました♪

ほんと、早い早い!!

まだまだわからないことだらけの育児。
落ち込んで泣いてしまったり、まるちゃんの笑顔に幸せいっぱいになったり。
繰り返しながら、毎日を過ごしています。
こうやってママになっていくんだよね。

daily notes~はじめてのマタニティライフ~
落ち込むことがあっても、小さな小さな手に、指をぎゅっと握られると、
愛しい気持ちが溢れ出します。
我が子ってやっぱり特別な存在。
それを改めて感じる日々です。

最近は、ママにべったりのまるちゃん。
今は出来るだけそばにいて、抱いてあげたいので、
ネットから離れて過ごしています。

まるちゃんをだっこしながらインテリアや雑貨の本を読んだり、
手が離れたときは、かぎ針編みを。

daily notes~はじめてのマタニティライフ~
お花のモチーフ編みに挑戦中。
東京の自宅のダイニングテーブルに使うテーブルセンターを編み上げるのが目標です。
実家にいながら、親子3人で暮らす自宅のインテリアを考えるのが今の楽しみ!

出産レポ2(LDR室へ〜出産まで)

前回の続きです。

****************
5:30
助産師さんに車いすを押してもらいLDRに到着。
「あーこの部屋、この間見学したよね~」と思い出す。

ベッドに横になるように言われ、なんとか移動。

テキパキとお産のための準備を始める助産師さん。
一方私は、この期に及んでもまだ
「え?ホントに今から産むの?もうまるちゃん出てくるの?
確かに早く出てきてねってお願いしたけど・・・本当に?」
と思っていた。

NSTをつけられ、血圧を測定。
このとき血圧がかなり低かったらしく
「高くて入院したのに、ずいぶん低いね~」と助産師さん。

内診。
内診中も陣痛が来て痛い!!!
「あらま、子宮口8cmだ!さっき4cmだったのに、早い!
もうすぐ産まれるよ~!がんばろうね~」
と言われる。

「え?もう8cm!??それってなんかもう産まれそうじゃない!?」
とやっと実感がわいてきた。

内診後
「さっきトイレに行きたいって何回も言ってたよね。行ってきていいよ」
と言われる。

確かにトイレに行きたかったけど、、
「え、今?おしり痛いし、陣痛来てるし、ふらふらするんだけど、、立って行くの??」
と思いつつ、とりあえずなんとかトイレへ。
後ろから助産師さんの「あんまり長いとダメよ~!」の声。(そんなこと言われても・・・)

トイレでも陣痛はくるしフラフラするし・・・
でも出るものが出てスッキリ(笑)

(あとから助産師さんに聞いた話だと、
このトイレに行ったこともお産が早く進んだ一因だったらしい)

再度ベッドへ。
ここで、左腕に点滴をつけられた。

5:45
ここでだんなさんに電話してないことを思い出し、
携帯をバッグから取ってもらって東京の自宅へ電話。
(ついでにいきみ逃しのために持ってきていたテニスボールも登場)

「私だけど、、もう産まれそう・・・」
「えっ!?もう!?」
「うん、早く来て・・・」
「わ、わかりました!」

相当びっくりしていただんなさん。
そりゃびっくりするよね。

電話したあとあたりから、陣痛がさらにどんどん強くなってきた。
とうとう呼吸がうまく出来なくなってくる。

「吸ってー、フッフッフー」の3つ目の「フー」が無理!
ホントに無理!!!

いきみ逃しができない!

どうしても、「フッフッ、、あーーー!!」って叫んでしまい、
それと同時に、お尻と腰に、どうしてもぐーって力が入る!!
いきまずにはいられない・・・!
呼吸も苦しい!!のどがかわいて辛い!!

「あー!」って叫んじゃうたびに、助産師さんから「声を出さない!!」って怒られる。
私も、「分かってるけど、どうしても声が出る~~!!」って反論。

陣痛の波の合間に深呼吸をするように言われるけど、
それも痛いので疲れきって忘れてしまう。

そうこうしてる間にまた陣痛。
今度は陣痛が少し弱くて、テニスボールにお尻を押し付けてなんとか
「フッフッフー」でいきみ逃しができた。
助産師さん「そうそう、今の上手!」

でも次の陣痛ではやっぱり声が出てしまう。

「あなたが力を入れると赤ちゃんに酸素が行かなくて、赤ちゃんが苦しいんだよ!」
「深呼吸して酸素を吸わないと赤ちゃんが苦しくなるよ!」
と何度も言われる。

正直、いきみ逃しはほとんどうまく出来ず。
テニスボールで確かに少しは楽になる気がするけど、
やっぱり、無理!痛い!っていうかどうしても声が出る&力が入る!!

でも、確かに私が「あー!」っていきんでしまうと
NSTで聞こえる赤ちゃんの心音が弱くなる。
それまで「ドッドッドッ」と聞こえていた音が小さくなって行くのが分かって
すごく怖かった。

私がうまくいきみ逃し出来ないせいで、この子に何かあったら、と思うと
不安と痛みで軽くパニックになりかける。

見かねた助産師さんが、私に酸素吸入器をつけくれて、
陣痛の合間の深呼吸はしやすくなった。

この辺りでようやく母が到着。

つい「遅い!」って言ってしまう。
うちからなら10分かからないはずなのに、1時間くらい経ってる!
しかもなぜか化粧してるし!!
内心「化粧する時間があるなら早く来てよ~~!!!」と思う。
(母自身、私を産むときに陣痛開始~出産まで26時間という難産だったため、
時間がかかると思っていたみたい。)

とりあえず、飲み物をマザーズバッグから取ってもらう。
呼吸がうまく出来ないからか、とにかくのどがかわいてかわいて・・・。

そうこうしているうちにまた陣痛の波が来た。

とにかく声が出る!
腰とお尻に力が入る!!!

「力を入れたら赤ちゃんが苦しいからだめ!」って分かっているのに、
どうしてもどうしても止められない。

するとそんな様子を見た助産師さんから
「じゃあ、わかった、思いっきり力入れてごらん」という言葉。

「えっ!?いいの!?大丈夫なの??」と思いながら、よくわからないけど、
思いっきり「あー!」って声を出して力を入れた。

助産師さん「うーん、ちょっと内診してみるか」と内診。
すると・・・

「あら、子宮口全開!」

って、ええー!??
(どうりでいきみたいわけだ・・・)

初産の場合、8cm~全開まで2~3時間かかることが多いため
助産師さんも予想が出来なかったらしい。

「はい、もう産まれるからね~」
と言いながら、ベッドを分娩台の形に変える助産師さん。

母も退場。(立ち会い出産ではないので。)
「あー!」って言ってる私の手をぎゅーっと握って
「頑張れ!」と言って去って行った。
(っていうか母は10分もいなかった気がする・・・)

分娩台に形が変わり、足を広げる体勢に。
正直身体の固い私にはつらい・・・。
「これでがんばれるのかなあ」と不安になる。

この辺で先生や他の助産師さんがLDRに入って来た。

助産師さんに
「はい、力を入れてごらん!こっちを見て、お尻の穴に力を入れて!」
とお尻を押さえられる。

しかし・・・。
力を入れていいのはいいんだけど、今度はいきみ方がよくわからない!

「吸ってー吐いてー吸ってー、息を止めて力を入れて!!!」
と何度も言われるんだけどうまく出来ない!!

いきむときにどうしても「うーーーーーんっ」って声が出てしまい、
助産師さんたちに「声を出さないで!声を出すと力が入らないよ!」と言われてしまう。

「出来ない!どうしよう~!」と焦り始めたころ、
見かねた先生が、私の目を見て、
「○○さん、次痛いのが来たら、2回深呼吸して、2回目の息を吐く前に止めて、
声を出さないで、お尻に力を入れてごらん。
そのときには下を見てね。あと、長~~~く力を入れること。
そうすると赤ちゃんがうまく押し出されるからね」
と言われた。
ゆっくり言ってくれたので、少し気持ちが落ち着く。

「よし、とにかく声を出さずに、長ーく長ーく力を入れよう」と心に決める。

波が来て、とにかく言われた通りに深呼吸、
声を出さずに「んーーーーーっ!」と出来るだけ長くおしりに力を入れる。
「下を見て!」と言われたので、
もう一度、「んーーーーーっっ!!」と下を見ながらいきむ!!

助産師さんや先生から「そうそう!上手!」という声。

おそらくこのあたりで会陰切開されていたと思う。
でも、お尻と腰が痛いのと、多分助産師さんが子宮の出口を手で広げているのとで
感覚が麻痺していて「なんか切られてる?」って感じはするけど、それほど痛くない。
もうとにかくそれより
「どーぞどーぞ切っちゃって!
早く赤ちゃんが出てこられるようにしてください!」
って感じ。

陣痛の波に合わせて、とにかく言われたように「んーーーーっ!」といきむ!

下を見て!出来るだけ長く!一回目いきんだら、休まずすぐに2回目!!!

まるちゃんも、今苦しいはず。
でも一生懸命産まれてこようとしてる!
あとは私の産み出す力だけ!!!

と思いながら、ありったけの力を入れていきんだ。

何回かいきんだ頃、
「ほら、もう赤ちゃんの髪の毛、すぐそこに見えてるんだよ!がんばって!!!」
という助産師さんの声が聞こえて、すごく力が出た。

次の波が来て、「んーーーーーーーっ!」

私のいきみに合わせて、先生がぐーっとおなかを押す。
助産師さんが、赤ちゃんを出そうとしてるのも分かる。

痛い!苦しい!!
でももう一回!

今までこんな力入れたことない!っていうくらいのありったけの力でいきんだ。

「んーーーーーーーーっ!!!!」

「はい!もう力入れなくていいよー」
という声に、力を抜く。

何か広げられる感じと、ずるーって出て行く感じ。

「はい、赤ちゃん出ましたよー」

の声に、とっさに「泣き声は!?」と思う。
1、2、3、、、、

「おんぎゃあ~~!!!」

大きな泣き声が聞こえてきて、すごくほっとした。

次に思ったのは
「あー、終わったぁああ・・・」だった。

「男の子でーす」という声が聞こえる。

ちょっとしてから軽くふかれた赤ちゃんが、私の胸の上に広げられた布にのせられた。
あまりに近すぎてよく見えないけど、まず感じたのは、赤ちゃんの重み。
(あ、重い)って。
それから頭と髪の毛が見えた。

この子が今、私のおなかから出てきたんだ。
私の「まるちゃん」なんだ。

そう思いながら赤ちゃんの頭を見ていたら、自然に言葉が出た。

「よく来たね。」

赤ちゃんにそう言った瞬間に、突然ぶわーっと涙が溢れてきて、
声を上げて泣きながら、「よく頑張ったね~」と声をかけた。

それから、周りに聞こえないくらいの声で、赤ちゃんの耳元に
「まるちゃん、ありがとう」
と言った。

10ヶ月、私のおなかの中ですくすく育ってくれたこと、
こうやって元気に産まれてきてくれたこと、
「早く産まれてきてね、一緒にお産がんばろうね」
なんて私の勝手な言葉に答えるように、このタイミングで産まれてきてくれたこと。

全部全部ありがとうって思った。


6月11日午前6時59分 出産。


その後もばたばたと処置が進められる。
後陣痛が来て、胎盤が出される感じ。

いったん赤ちゃんは連れて行かれ、体重が計られる。
「2998gですね」という声。
赤ちゃんが気になって、助産師さんに「赤ちゃん元気ですか?」と聞く。
「元気よ~」の声にほっとした。

ベッドの上でしばらく後陣痛と切開の縫合に耐えた。
後陣痛も切開の縫合も結構痛かった。(切開の縫合長かった・・・)
なんだか、本当に「裂けてる」って感じがして、冷静になると痛いやら怖いやら。
思わず「イタタタ」と声が出た。

傷の縫合が終わると、今度はパジャマの胸元をあけられ、
おむつをした赤ちゃんを直接のせられる。

さっきと同様近すぎて顔がよく見えないけど、とにかくあったかかった。
赤ちゃんのあったかさを感じながら、なんだかまだ信じられない気持ちも。
背中の毛(ぜい毛)を見て「この子毛深いのかしら??」なんて冷静に思ったりしていた。

助産師さんから
「約6時間での出産ですね。初産なのにお産進むの早くてびっくりしたわ~。
私が取り上げるとは思わなかったもの。(出勤時間の関係でだと思う)
超安産だよ。」
との言葉。

自分でも、「今日産むの?」と本気で思ったのは
LDRに行きましょうと告げられた5時くらいだったから、そこから2時間くらいで出産。
自分のことながら、展開の早さについて行けなかった。

だから、今こうして胸の上に赤ちゃんを抱いているのが、なんだか信じられなくて。

再度赤ちゃんが連れて行かれた後、
だんなさんに教えなくては、、と気づき、自分で分娩台の上からTEL。

「産まれました~」
「え!!!もう!???」

だんなさん、ただただ驚いていた。声もすごく焦っていたし(笑)
本人の私がそうなんだもん、東京にいるだんなさんはもっとだよね。

仕事の段取りをつけてからこちらに向かうとのことで、
到着は午後3時になりそうとのこと。

「陣痛の間、一緒にいてほしいなあ」なんて思っていたけど
そもそも一緒にいてもらうべき時間がほとんどないまま終わった私の出産。
いつ電話してもだんなさんは間に合わなかっただろうなー。

しばらくして母が来た。
※ちなみに母は、LDR室の前で、まるちゃんの産声をちゃんと聞いたそう。
よかった。

助産師さんからトイレに行ってくるように言われて、
ベッドから立ち上がろうとするも、身体に全く力が入らない。
傷が痛い。喉が渇いた。そしてとにかくフラフラする。
立ち上がろうとすると目の前が真っ暗になりそうになった。

もう自分の身体じゃないみたい。
こんなに体力消耗したのは初めて、っていうくらい。
このとき「あー、今まで使ったことないありったけの力を使ったんだな」って実感。
そのくらい体は疲れてた。
呼吸法がもう少しうまく出来ていたら違ったのかも。

不本意ながら、カテーテルで導尿。
これも痛かった(涙)

その後、朝ごはんが運ばれてきた。
LDRってご飯まで食べられるの??と思いながらも、のどは乾いていたので
なんとかベッドを上げて食べようとしてみる。
1~2口ご飯とおかずを口に入れてみたけど、それ以上はどうしても食べられず。
牛乳と、お味噌汁だけ飲んで終了。

その間も、母は寝かされているまるちゃんを見ては、いろいろ感想を言ったり、
話しかけたりしていた。
私もまるちゃんが気になりつつも、疲労でどうにもならず。

今日からまるちゃんをお世話するか、今日は休んで明日からお世話するか、
を聞かれたけど、やっぱり一緒にいたくて「今日からお世話します」と言った。
後ほど連れてきてくれるらしい。
結局、夜だけ預かってもらうことにした。

9:00
出産後2時間経ち、病室に戻ることに。

そのときになってもやっぱりふらふらするし体中痛いしで立てなかったので
結局車いすにのってLDR室を後にした。

車いすに座っていてもフラフラな状態で、とにかく体力を消耗しきっていたけど、
何とも言えない幸せな気持ち。
今まで味わったことがないふわふわとした感覚だった。

まるちゃんが元気に産まれてきてくれたこと、
私がまるちゃんをこの世に産み出せたこと。
そのことが、すごくすごく嬉しかったし、心からほっとした。

*****
妊娠高血圧症で入院したその日の夜に陣痛が来て、翌朝には出産。
助産師さんたちもお医者さんも家族も私自身も、びっくりでした。

思い出すのは入院のとき、医師からの説明で聞いたこの言葉。

「妊娠高血圧症は、妊娠を継続することで母体が危険になる可能性があります。
だから出産することが一番の治療なんです。」

まるちゃんはこの言葉を聞いていたのかな、って本気で思ってしまうんです。

赤ちゃんは自分で産まれてくるタイミングを選ぶと聞いたことがあります。
だから、私の身体のことも考えて、一番いいタイミングを
自分で選んで産まれてきてくれたんじゃないかと思えて仕方ありません。

もし出産が遅れていたら、私の身体に何かあったかもしれない。
そうでなくても、精神的にはもっともっと辛かったはずです。

出産後、よく助産師さんや先生に、
「産まれてくるときから親孝行な子ね」
と言われました。
親バカだけど、私もそう思っています。

まるちゃん。
あの日を選んで産まれてきてくれて、ありがとう。
何より、元気に生まれてきてくれて、本当にありがとう。

10ヶ月間の一心同体は終わってしまったけど、
これからは、いっぱいいっぱいだっこしてあげるね。
楽しい思い出、一緒にたくさんたくさん作ろう。

これから、どうぞよろしくね。


daily notes~はじめてのマタニティライフ~

出産の状態
妊娠期間 38週5日
出産日時 平成22年6月11日 午前6時59分
分娩の経過 頭位
分娩所要時間 6時間5分
出血量 中量(412ml)

出産時の児の状態
性別 男
体重 2998g
身長 48.8cm
胸囲 31.5cm
頭囲 34.8cm