https://youtube.com/watch?v=KX--knKf4g0&feature=shared
『B'z』(ビーズ)は、B'zが1988年9月21日にBMGビクターからリリースしたデビューアルバム。このアルバムは、BMGルームス(現:VERMILLION RECORDS)の設立後も、発売権はソニー・ミュージックダイレクトのGT musicに残されました。
デビューシングル『だからその手を離して』と同時リリースされました。 キャッチフレーズは「最先端から加速する。(空想の未来なら、いらない。)」。アルバムタイトルはユニット名と同じ「B'z」(いわゆるセルフタイトル)となっています。 後に非公式ベスト・アルバム『Flash Back -B'z Early Special Titles-』には、「ハートも濡れるナンバー ~stay tonight~」、「ゆうべのCrying ~This is my truth~」、「孤独にDance in vain」、「Fake Lips」を除く、5曲が収録されました。 ジャケットには、白い背景の中央にB'zメンバーの写真と、その周囲に大きな文字で「B'z」と書かれており、また『'(アポストロフィー)』の中に発音記号で「BiːZ」と表記されています。 歌詞カードは折りたたみ式になっており、ジャケットと歌詞カードが別々になっています。更にメンバーのプロフィールも掲載されていて、ディスクを取り外すとメンバーの3D写真が現れます。ディスクレーベルのデザインは汎用タイプで、このレーベルデザインは2ndアルバム『OFF THE LOCK』まで使用されました。裏ジャケットには、初回発売分のみ限定番号がふられました。 「Half Tone Lady」「Fake Lips」以外の全ての曲がフェードアウトで終わっています。 メンバーが作詞曲をしていない曲が2曲ありますが、これは2人がそれぞれの制作に限界を感じ、他の人物に頼んだため。 発売当時は無名だったこともあり、初登場48位で、100位以内には4週ランクインしたのみでした。その後、ミニ・アルバム『BAD COMMUNICATION』のヒットとともに売り上げを伸ばしました。 アナログ盤(レコード)も発売され、2018年に結成30周年記念として他のオリジナル・アルバムと共に再びアナログレコード化されました。 2021年5月21日、サブスクリプションサービスにて全曲解禁に伴い、iTunesでも本作から『BREAK THROUGH』までの初期の作品が配信されました。
松本孝弘さんがサポートギタリストとして参加していたTM NETWORKの影響(ある意味、バッタモン扱いされてましたね)もあり、ロックと打ち込みの融合を目指しているのは分かりますが、まだ試行錯誤感が否めませんね。松本さんが自分のユニットを作ったことは知っていましたが、地方局の音楽番組で『BAD COMMUNICATION』を観て“何じゃこりゃ”と衝撃を受ける(デビューからこの間に何があったのだろう)まで、特に追いかけていたわけではありませんでした。むしろ、過去2作を聴いたのは、『BAD COMMUNICATION』以降で、『ああ、これじゃ売れないな』と思ったのを思い出します。稲葉浩志さんの声が若く、音も軽いですね。何もかもが荒い感じ。まだ、B'zらしさが確立されていない感じ。と、不満ばかり書きましたが、この試行錯誤が無ければ、今のB'zは存在しないのですよね。
もう一回、『The 7th Blues』あたりまでデジタルリマスタリングして、再発してくれたら、間違いなく、買うと思います。
そういえば、2年前の9月21日は、『B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-』は、ツアー中に色々あった挙句、ヤンマースタジアム長居にいて、雷雨で中断がありました。何曲か損したけど、あの日は特別な意味が色々あったので、再開してくれて嬉しかったです。