昨日のブログで、
サービスの適正価格についてお話ししました。
➠あなたのサービスの価格、それで本当に大丈夫？～適正価格について～
この中で
・市場における適正価格
・自分にとっての適正価格
という二つの適正価格があることを
お伝えしたのですが…
ご覧いただいた方から、
「この２つの適正価格は、どちらを優先したらいいのか？」
というご質問を頂いたのです。
……ん？優先？？
優先……？？？
基本的には
『市場における適正価格』を優先すれば
大きく外れることはないのですが…
価格って、
「これを基準にすればいい」
ってものじゃないよ？
市場における適正価格というのは、
需要と供給のバランスに基づいた価格です。
これはマーケティングの視点で見れば
判断ができます。
需要がたくさんあるのに供給量が少なければ、
当然価格は上がります。
欲しい人（需要）からしたら、
希少性が高くなるからね。
なんだけど！
価格をつける上で一番大切なのは、
・その価格の価値を理解していること
・自分のサービスの価値を理解していること
この2つなのです。
適正価格をつけるためには、
「価値ってなんだ！？」ということを
理解していく必要があるわけです。
価格の価値を理解するためには、
自分がお金を使うときに
・金額に対するサービスの内容
・そのサービスを受けてみた自分の感覚
・お値段以上と思えたときに何が起きていたか？
ということを観察してみることが有効です。
同業他社のサービスを実際に買ってみるのが、
1番わかりやすいでしょう。
お金の価値や
サービスを買うという体験の価値を、
身をもって経験するということですね。
こうやって、
お金（価格）と価値の関係を
身に着けていくのです。
その上で、
自分のサービスの特徴や希少性を
言葉にして表現していく…
自分自身の価値や
自分のサービスの価値を理解し、
価値に見合った価格であることを説明するわけです。
これに関しては、
とにかくアウトプットの量がモノを言います。
頭で考えていても、
言葉にすると思うように言えないことも
多々あると思います。
また自分の良さというのも、
人にから指摘されないと
気づかないことの方が多いでしょう。
仲間内での練習だけでなく、
コンサルタントや起業関係の鑑定ができる占い師などの
「売る」という視点で物事を考える人を相手に
アウトプットを繰り返すことが重要です。
※消費者や同業の仲間などは
自分の経験や感情を基に意思決定をします。
一方コンサルタントなどはデータや事実に基づいて
客観的な分析を行います。
得られる情報が違うのです。
あなたのサービスの価格はいくらでしょう？
5万円？10万円？？
では、その5万円や10万円で得られる『価値』には、
どのようなものがありますか？
お金と引き換えに、
どんな価値を手にしたら「満足…！」となるでしょう？
そしてあなたのサービスでは、
どういった体験をもとに
その価格に対する『価値』を味わえますか？
なぜ、その値段に対する価値があると言えますか？
自分のサービスと照らし合わせながら、
よく考えてみてくださいね。
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