「上手に書けない」その理由

私が受けるご質問第一位

 
「言語化のコツって何ですか?」
 
 
 
 
日々の発信をすることに、
苦手意識を持っている方も多いと思います。
 
「“想い”を書けと言われましても、
それができないんです!!!」
ってね。
 
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「言語化が難しい」と感じるのは、
最初から人に読んでもらおうとしているから。

 
 
 
自分の脳内で生まれている言葉は、
自己対話で生み出されているものです。
 
100%自分を理解してくれる人(自分)への
言葉ですので、
表現はスルスル出てきます。
 
 
何の引っ掛かりもないし、
どう伝えようかと悩むこともありません。
 
 

 
でも、ここで『他者』という存在を意識した時、
途端に思考が止まるのです。
 

得たいの知れない『他者』に、
届く言葉が見つけられない・・・
 
何を、
どんな風に書いたらいいか
分からない・・・
 
 
 
 
 
言語化する
 
つまり「伝える」という行為には、
必ず『受け取り手』という存在が必要です。
 
 
 
言語化ができないという方は、
この『受け取り手』の存在が、
明確になっていないのです。

 
 
 

 
言語化の手順
1.まずは、自分の頭の中のことを、
そのまま文字に起こす。

→深く考えず、とにかくそのまま文字起こし!
 
2.誰に伝えたいかを考える
→友人?同じ趣味の人?何かに困っている人?
 
3.その人に届きそうな言葉に変換する
→1で書いた文章を微調整します。
 2で選んだ人は、
 どういう表現が分かりやすいだろう?
 何を知りたいだろう?
 どんな感覚を持っているだろう?
 それには、どんな言葉が必要?
 熟語が多い方がいい?
 オノマトペが多い方がいい?
 専門用語を使いすぎていない?
 
 
おそらく、この工程が最難関。
  
自分の1番伝えたいこと(結論)に、
最もフィットする言葉を
探していきましょう。
 
伝えたいことが伝わらないのは、
もったいないですからね。
 
国語辞典や類義語辞典で、
自分が選んだ言葉の意味を
深めるのもオススメです。
 

 
やりがちなのが、
「自分だけが分かる表現を
使ってしまう」ということ。
 
  
何気なく出てきた表現でも、
 
「新聞で見かけるだろうか?」
「なじみがある表現だろうか?」
 
などと、
自分の感覚に寄りすぎていないか、
チェックしてみましょう。
 
4.音読する
→書いた文章を、声に出して読んでみます。
 言葉に引っ掛かりがないか?
 違和感がないか?
 誤字脱字がないか?
 声に出して確認しましょう。
 
5.いざ、投稿!
→お疲れ様でした!・・・ではなくて。
 投稿画面で客観的に見ると、
 修正点が見えてくることもあります。
 気づいたところから、手直ししましょう。
 スマホの画面で見ると、
 見づらい部分に気づくこともありますよ。
 
 
 

私は、このような流れを何度も繰り返し、
言語化能力を上げていきました。
 
 
慣れてくると、
1~3をまとめてできるようになります。
 
 
 
 
 
もっとも大切なこと
 
何よりも大切なのは、
自分の「書きたい!伝えたい!」という
気持ちを尊重することです。
 
 
 
 
とりあえず、出してみたらいいんですよ。
 
最初から完成した文章を
書こうとするから、
難しくなってしまうのです。
 
 
 
まずは、自分の伝えたいことを、
そのまま出してみる。

 
最低限の国語の知識があれば、
ひどい文章にはなりません。
 
 
そうやって出していくと、
ある時リアクションをくださる方が
出てきます。
 
 
 
そうしたら、
今度はそのリアクションをくれた方に向けて
書いてみるのです。
 
わざわざ名指ししなくていいですよ!
 
 
 
ただ、その方が読んだ時に
笑顔になってもらえるよう、
気持ちを込めて書くのです。
 
 
 
この繰り返しです。
 
そうやって練習していくと、
だんだん言語化が上手になってきます。
 
 

 

 
自分の「書きたい!伝えたい!」を大切に。
 
慣れてきたら受け手を意識する。
 
 
言語化は、練習で伸びる能力ですよ。
 
 
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強みを知れば、
発信の方向性も定まります。
 
 
 
 

 

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