メンタル疾患は遺伝すると思いますか?

 

 

能力や性格が遺伝することはある程度証明がなされているようです。

 

「環境や育児法などにも左右されるんじゃないの?」という疑問もありますが、双子や養子を対象とした研究によると、遺伝の影響はあるだろうという結論がでているようです。

 

 

 

メンタル疾患はどうでしょうか?

 

遺伝的に精神を病みやすい「性格」かどうかは前述の通り遺伝子と関係があるようですが、「メンタル疾患」として発症するかどうかについては、明確にメンタル疾患発症に関連する遺伝子は見つかっておらず、今後も見つかることはないだろうという見解がメジャーなようです。

 

 

 

ですが、家系的にメンタル疾患が多い・少ないという統計はあるようです。

 

 

つまり、直接メンタル疾患に関与する遺伝子は存在しないが、環境刺激への反応のしやすさ(感受性)に関わる遺伝子が、メンタル疾患の発症に関連していると考えられます。

 

 

 

そもそもメンタル疾患とは、ドーパミンやセロトニン、アドレナリンなどの脳内ホルモン(正確には神経伝達物質)が正常に分泌・伝達されないことで、感情が不安定になったり、行動の制御が難しくなっている状態です。

 

 

脳神経ネットワークが目まぐるしく発達する幼少期に、暴力やネグレクトなどの虐待などの望ましくない刺激を繰り返し受けてしまうと、脳が情報を正しく処理することが難しくなり、精神面に大きな影響を及ぼすことは想像に易いと思います。

 

これは極端な例ですが、親のちょっとした態度やしつけの方法であったり、家庭の人間関係、保育園・幼稚園・学校での人間関係などから受ける刺激に対する感受性、つまり反応のしやすさが、メンタル疾患発症のリスクと関わっていると考えられているようです。

 

 

近年HSP(Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン))という言葉も注目されていますが、HSPとうつ病の発症率には相関があるとされています。

 

環境刺激に反応しやすかったり、HSPの傾向があるからと言って必ずしもメンタル疾患を患うというわけではなく、周囲の大人が適切な配慮をしたり、その子が感じるストレスに対しての対処法などを教えていくことでメンタル疾患のリスクを下げることはできると言えそうですね!

 

 

 

少し小難しい話になりましたが、まとめです!

 

・メンタル疾患そのものは遺伝しない

 

・「環境刺激への敏感さ」が脳神経の機能へ影響を及ぼし、メンタル疾患発症に影響しうる

 

・「環境刺激への敏感さ」は遺伝する

 

・脳神経が発達する時期の環境配慮により、メンタル疾患発症率を改善できる可能性が考えられる

 

 

 

もしすでに自分や身近な人がメンタル疾患であり、幼少期の配慮どうこうできないという場合も、改善できる方法はたくさんありますので、不安を大きくしないでいただきたいです!

 

 

この記事は精神薬で治療される精神科医の先生の本を参考にまとめましたが、なるべく西洋医学の薬を使わずに治療をする方法についても情報がたくさんあります。

もちろん情報を選ぶ必要はありますが、特に栄養療法は有名で治療効果も安心できるものだと個人的に感じています。

 

 

苦手な人もいるかもしれませんが、スピリチュアル的な考え方では、その人の資質とずれた生き方をしていると精神や身体を病むものであり、生き方を考える機会を与えられているとも言えます。

 

 

 

何を信じるかはその人次第ですが、私個人としては、西洋医学のお世話になりながらも、食事含め生活習慣を整えて、自分の生き方についても考える、つまり色んな分野の良いとこどりしてしまえば良いのではないかなと思っていますにっこり