最近の出来事と夢でのシンクロ
黒ひげ危機一髪、という玩具がある。
知らない人のために一応説明しておくと、
黒ひげ船長が捕えられた樽のかたちを模したもの(まあ普通に忍びこんだスパイとかかもしれない) に、
付属の剣を順番に刺していく。そして運悪く、ある一箇所に刺すと、
ボンッ!と黒ひげが飛び出る仕組みの玩具だ。
昔、わたしの幼馴染の友達の家にもあり、どういう経緯だったかは忘れたが、
私たち2人は、その玩具の仕組みを解き明かし、
あぁ次は(刺すと飛び出るのは)ここだよね、と言いながら刺していた。
なんで急にこんな話をしたかというと、最近これをあちこちで見かけるからだ。
シンクロニシティの一種なのだと思う。が、これが何を表すものなのかがいまいち分からない。
今日、夢で見たものは、逆に剣を抜いていくルールのもので
私は知らない友達と2人でどこかに捕まっていた。
そこで黒ひげっぽいコワモテの、(だがどこかユーモラスでシュール)な、おじさんとおにいさんの中間ぐらいの年の男の人がいて、
私たちはそこから出るために、その黒ひげ危機一髪(?)を含めた3つほどのノルマを達成しないといけないようだった。
剣を抜いていくこと、捕えられていることなど完全に逆ではあるが、どこか象徴的だった。
そして夢の中の別のシーンで、私は三角形の角のようなイメージの位置に座っていた。
順番が回ってきて、私は、
「認めていることを、受け入れる。」
と言った。
それは、私にとっていろんな意味を含むが、きっと誰であれ、
この言葉を身のうちに持っている。
認めてはいても、受け入れられないこと。
それは、見ないようにするのではなく、見つめたうえで
ひとつひとつ自分なりのアプローチで、刺さっている剣を抜いていく必要があるのだ。きっと。
運が良ければはじめの一回で解放されることもあるだろうが、普通は何度も、いろんな剣を抜いていくことになるだろう。
でもその無駄に見える時間は、敷き詰められた三角形のように、別の三角の一端にもなっている。
だから、どう転んでも無駄にはならないのだ。
そして私たちは本当は、受け入れられない本当の理由を深くでは知っている。
だがあえて遠回りをして、婉曲にクッションを挟んでいる可能性もある。
それも含め、いろいろ試しながら、ゆっくりと自分を受け入れて愛していきたいなと思った。
このシンクロニシティはきっと私にそれを伝えようとしていたのだ。
皆様にも愛を💖