島酒と八丈島 | 住み地:八丈島編

住み地:八丈島編

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その第一弾が伊豆諸島の八丈島。


第二弾がタイを中心に各地を紹介するブログ、滞在地:"Bangkok"バンコク編 http://ameblo.jp/astoriany11103/

八丈島で島酒、と言えば焼酎ですが、その起源は

1850年頃まで遡ります。


薩摩藩(鹿児島県)出身の流人、丹宗庄右衛門

(たんそうしょうえもん)が、伝え広めたのが八丈島焼酎の始まりです。



庄右衛門は、密貿易の咎で八丈島へ島流しになりますが、当時の八丈島は、

慢性的な飢饉の島で、、穀物をつぶして酒を作る事はもってのほか

、、の理由で禁酒令が出されてました。


そこで庄右衛門が、あまり保存がきかない甘藷(さつまいも)から

酒を作る事を島民に伝えます。 芋から作る新しいお酒。 これが島焼酎です。


住み地:八丈島編

















大賀郷の護神山公園 :写真右の瓶に囲まれてた大瓶が、島酒の碑。

写真左は、なぜ並んでるのか分りませんが、魚の碑です。



八丈島に流された流人達が、様々な知識や技術を島民に広め、

それが島の伝統文化に大きく影響します。。


焼酎の他にも詩歌、養蚕、石垣作り、

太鼓、地図、建築、石工などが伝わる、、宇喜田秀家の島流し以降、

最初の100年ほどは、島民達が博識な流人達を、ありがたがって迎えました。