人口約8300人の八丈島で、65歳以上の人は約3割になります。
若い人が仕事を求めて島外に出てしまうので、
急速な高齢化が進み、人口は順調に減り続けてます。
その八丈島に老人ホームがある、と聞いて驚く人は少なくありません。
社会福祉法人 養和会には老人ホーム、特別養護老人ホーム、デイや
在宅サービス、地域包括センターがあります。
他にも島内には通所サービスのデイホームがいくつかあり、さらに八丈町は
これからの更なる高齢化を見通して、ホームヘルパーの
育成に力を入れています。
離島だからと言って、けっして介護事情は立ち遅れてません。
話は変わり2009年10月、八丈島沖で漁船第1幸福丸が転覆して、
乗組員のうち3人が救助された事件がありましたが、その時
助かった3人は八丈島の病院に収容されました。
当時、その事件はメディアで報道されたましたが、
事件とは別に、八丈島の病院が意外と大きい事も話題になったそうです。
町立八丈病院 :三根地区にある総合病院です。
離島のわりには大きな病院で、伊豆諸島で出産可能な病院がある島は、
大島と八丈島だけですが、科によっては東京から出張診察の為、
毎日診察が行われません。
大きな緊急手術が必要な場合は、ヘリコペターで東京に緊急輸送されます。
陸続きでない、しかも離島ならではの不便さはありますが、、その離島と
しては、、公共、医療、社会福祉は、わりと充実してる島です。