八丈富士の側火山:神止山 | 住み地:八丈島編

住み地:八丈島編

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その第一弾が伊豆諸島の八丈島。


第二弾がタイを中心に各地を紹介するブログ、滞在地:"Bangkok"バンコク編 http://ameblo.jp/astoriany11103/


3000年前に誕生した八丈富士の側火山神止山


標高は約194・8メートル。低い山ですが、天気の悪い日が多い

八丈島では、この山の上が見えなくなる程、霧や靄が深くなる日があります。

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手前が神止山で奥は八丈富士。見た目は普通の山ですが、言い伝えや

伝説が残る神止山は、昔は聖域として誰も立ち入らない山でした。



  昔、、江戸時代の頃、19人の船乗りが島に向かう途中、

  深い霧に囲まれて危うく遭難しそうに なりかけました。


  ほどんど諦めながら、ひたすら祈っていると、一筋の光が

  空から差して、赤い衣を着た天女が山の上に降りてきました。


  その天女の姿に励まされ、一同必死に舟を漕ぎ無事に島に到着。



この事あってから、天女が降り立った山を神が止まる山、神止山(かんどやま)と

呼ぶようになりました。到着した港を 神の湊 神湊(かみなと)と名づけ、

船員19名はそれまで浅沼と名乗っていましたが、沖から山を見る 沖山と改名。

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八丈富士の頂上から見ると、神止山、山の左に神湊があり、海岸線沿いに

底土海水浴場、フェリーが到着する底土港と続きます。



今でも沖山の名字がつく人はたくさんいます。

これは八丈島発祥の名前で全国にも珍しい名前です。


神止山にまつわる伝説上の19人の船乗りの子孫、、です。