~八丈富士~
島の西側にある、、島の西側を形成した、、
現在は休火山で、標高は854m。伊豆諸島では一番高い山です。。
名前の由来は、、その名のごとく、駿河の富士山から。
頂上に噴火口があり、裾が広がる山の形は、
この島の象徴になってます。。
地元の人には西山とも呼ばれて
親しまれる八丈富士は、噴火口の中に小噴火口がある腹式火山。
八丈富士
八丈富士の火口は、直径が約500mで、深さは約50m。
この山が噴火をし始めて、海上に出て来たのが、
約一万年前。最後の噴火は1605年で、その後は休んでいます。
山の中腹まで車で行く事ができ、中腹には鉢巻道路と呼ばれる
、、山の中腹を一周する、、道路が整備されてます。
頂上へは階段がある為、比較的簡単に
登山ができ、中腹には、ふれあい牧場があるので、
観光場所にもなってます。毎年たくさんの人がくる山です。。
ふれあい牧場と、奥に見えるのは八丈小島
山の土壌は、溶岩や石、砂利を多く含んでます。その為、水はけが
良すぎて、植物の育ちはあまり良くありません。
高い木があまり無く、低木が多い山です。
今よりずっと昔は八丈島にも雪が降る事がありました。頂上付近に
雪が積もった山容は、それこそ駿河の富士山の様だったとして、
八丈八景の一つ、西山暮雪として昔から語られてます。。
温暖化の今では、めったに見れない景色の一つです。。。
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