百の資格持つビル管理士/日本記録保持者 磯崎誠之です
先日講演の紙面が出来上がったので生徒に届けるべく
岡本中学校へジャック
岡本中学校は吹奏楽部が有名で、天皇皇后陛下の御前で披露したほど
女子バレー部に至っては昨年全国制覇を成している
また年初の箱根駅伝で活躍した選手を輩出するなど
中野校長指揮の元、素晴らしい教育が成されている
磯崎「紙面は届きましたか?」
学年主任「いや未だです」
生徒は11:15分に下校してしまい明日は卒業式当日で渡すチャンスは今日のみ
3/14発行の紙面を新聞社に掛け合い7日の午前中着で中学校宛に送ってもらったのだが・・・
時計の針は刻々と進む
磯崎は表門~裏門と何往復もし運送屋を待つ
リミットは後2分・・・
今日届くのだから明日渡せばいいではないか
大人の世界ならそれが普通なのかもしれない
しかし、教育の現場は難しいらしくそうは簡単にいかないのだと言う
そこへ
運送屋が荷物を持って駆けてきた
玄関先の先生に協力を願い梱包を急ぎ開け各クラス分別ける
そこへ学年主任も加わってちょっとした戦場と化す
主任「あ~チャイム
が鳴っちゃった」
磯崎「あと追従します」
紙面を持って3学年の各クラスへ
生徒がパラパラ帰り始める
主任「ちょっとまった!全員帰らないで」
何事かと湧き立つ生徒
成る程、これは卒業式当日に乗り込んだら大変な事になる
紙面
が配られ始めると
生徒より
「あ~磯崎さんだ」
「なんでいんだ」
「わ~新聞だ~」
「ありがとうございます」
「うれし~」
そうそう、その笑顔が見たいから
各所に掛け合い、心尽くし、尽力し間に合わせた
「磯崎さんの気持ちの問題だけでしょ?」
「こっちの事情も考えて下さいよ」
厳しい言葉も貰ったが、その事実は知らなくていい
満足気な磯崎に女子生徒が近づいてくる
何だろと思ったら
「卒業文集に書いて貰えますか?」
え?俺でいいの?
「名前だけでもいいです・・・」
講演してホント良かった
彼女の心に何か残せたのだろう
しかし、受けるべきか、断るべきか・・・
など考えていたら
「俺も!」 「俺も!」 「俺が次だぞ!」
難しく考えすぎたかな
其々に名前を伺い
~さんへ、~君へと、其々に言葉を贈りました
スクラム組んで撮影
中田校長はじめ石塚主任にもこの場を借り御礼申し上げます
何より生徒諸君ありがとう
君達の栄えある未来へ
磯崎誠之拝