僕は時計が好きなのですが、時計調べに飽き足らず、そのメーカーの歴史も調べてしまう癖があります。

気に入った時計を作ってくれるメーカーの心意気であったり、技術開発であったりを垣間見ることができた時は、このメーカーのファンとして嬉しく感じますし、より愛着をもってそのメーカーへの応援をしたくなります。

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過去にオリエントとセイコーエプソンの買収の経緯を調べて、僕なりに理解したものを記事にしたことがありました。

中古で買った1本はエプソンの協力がない時代（2000年頃）の、オリエント社の時計になります。

昔の製造という事もありますが、エプソンになる前のオリエントの時計の造りは、セイコーファイブに近く、値段相応とは言いすぎだが、”いい時計だけど安っぽい”の域に収まった時計でした。

特にそう思うのがシースルーバックから見えるメカです。

精度は仕方がないのですが、オリエントスターを冠しておりながら地板の渦模様はあってもローターの波模様はありません。

過去のオリエントよりも、エプソンが協力関係になりだした頃以降のオリエントスターの時計は、とても質が良いものとなっていると認識することができました。

総評すると、エプソンのおかげでオリエントスターは、輝ける星に近づけたかなと感じるところであります。（パワーインジゲーターなど、オリエントの発想は優れている点は理解したうえでの結論です）

次世代の時計ファンの為にも、今後も感動できる時計を作ってほしい。エプソンには頑張ってほしいという気持ちもありますので、応援する方法って何があるだろうと考えてみたところ、自分が株主になるという選択肢があることに気づきました。

株式投資のキャッチフレーズに、「応援したい会社へ投資をする」というのがあったような気がします。

”何を綺麗事を並べているのだ。投資家なぞゼニモウケか、配当または株主優待の魅力だろうに”

というのが、過去に持っていた気持ちです。事実、株主優待が魅力的だった日産（過去にフリューゲルスの観戦チケットやプルバックカーを優待で貰えたが、今は優待はない）やANA（航空券半額券を貰っている）を15年以上前からホールドしたままです。株取引に詳しくないので、長らくそのままにしておりました。

会社を応援する…。

今その気持ちが芽生えた事にちょっとした驚きを感じつつ、インターネットで検索しましたところ、単元数は100となっています。

売るつもりがない株なので、評価損を出してもかまわないが、持ち合わせも多くはないしできれば安く買いたい。

一株が2000円だと20万円必要。

うわっ！そこそこいいオリエントスターが買える！

自分の欲か、未来の時計業界のためか…

答えは決まっていますが、できる限りお財布にやさしいというか、少し買いやすい時期を勉強したのち、エプソンサポーターになってみようと思います（＾＾；

（この記事は2023年の1月ころの記載で株価も2000円以下でした。積立ニーサとか株価とかが今の状況の判断ではないのでおかしな文章ですがご理解ください）

Vol.445 セイコーエプソン、時計にするか株にするか