Sex and the City
監督:Michael Patrick King
出演:Sarah Jessica Parker, Kim Cattral, Cynthia Nixon, Kristin Davis
全米公開日:5/30/2008
あらすじ:
出会ったその日から幾度となく愛し合い、傷つけあい、別れを繰り返し、そしてあの日、ついにパリで結ばれたキャリー(SJP)とMr.ビッグことジョン・ジェームズ・プレストン(Chris Noth)。
あれから4年の歳月がたち、真実の愛を探して彷徨っていた4人のニューヨーカーたちは今、どうしているのだろうか?
そして、真実の愛を見つけたその後に待っていたものとは・・・?
更新が遅くなりましたが、
ついに見に行って来ました!!
女の子のバイブル(といってもTVドラマですが笑)
『セックス・アンド・ザ・シティー』の映画版!!
この日をどれだけ待っていたことかぁ~
いやぁ、アメリカでは
この映画の公開前の宣伝の力の入れようといったらそりゃハンパなく。
毎日のように『SATC』のキャストがテレビに出演して番宣してまして。
SJPいわく
この映画は自分の子供のようなもので
Michael Patrick Kingの脚本は完璧。
キャストの演技も今までで一番最高だった!と。
しかも、公開が始まるまで映画の内容を完全極秘にしていて
試写会に参加して人には
映画の内容を絶対に口外しするなと誓わせたほどだったのです。
ここまでされちゃぁ
期待も高まっちゃうってもんですよ。
映画館が暗くなり、
あのテーマ曲が流れた瞬間
感極まって泣くかと思いました(爆
そんな前置きはさておき、
映画の感想!
いや、ティッシュ持って行ってください。
きっと泣くから。
何回か泣くから。
女の子で溢れ返った映画館は
鼻水すする音の嵐でしたから(汚
もちろん、声をあげて大爆笑するところもいっぱいあります。
そして今回の映画、
キャリーよりも
ミランダにバンザイ!
サマンサにバンザイ!
シンシアはやっぱり演技がうまい!
もぉ自然すぎる。
そして彼女のキャラは本当にリアルなんだよね。
キムもね、50代なのにスゴイ。
彼女は演技っていうより
いつもの自分なんだと思う(笑
そしてファッション。
キャリーは相変わらず独自のファッションを楽しんでました。
オシャレってそうゆうものだもんね。
例え万人ウケしなくても
自分がイイと思うものはイイし、
自分が好きな格好をするから楽しいんだもん。
それがオシャレじゃないですか。
日本での公開は今年の秋ですね。
それまで、
どんな噂を聞こうと
どんな写真が流出しようと
耳と目を塞いでがんばって辛抱して待ってください。
その方がきっと楽しめるハズ
ドラマシリーズを見てなかった人は
DVD見て予習しておいたほうが
もっともっと『SATC』の世界を理解できるはず。
最後に一つ、
アメリカでのRatingは18禁ですが
ドラマに比べりゃー全く過激ではないのであしからず。
親御さんと見に行くのはオススメしませんが(笑
以下はかる~いネタバレと
あたしの本音・・・
と、ここまでベタボメしましたが、
やっぱり見る前から期待が大きすぎて
ちょっとガッカリしてしまう面もチラホラでした・・・(コラ
いえ、いいんです。
あれから4年経った今も、
キャリー、サマンサ、ミランダ、シャーロットの4人が
仕事にオシャレに恋にがんばって暮らしている姿を見れただけで。
だがね、
ネタバレしたくないのであまり詳しくは言いませんが
ちょっとキャリーが遠い人になっちゃった感がいなめません。
キャリーは、
ちっちゃいアパートに住んでて
家賃もままならない中大好きなマノロを履いて
夜遅くまでクラブで飲んで踊って
シングルで何が悪い?
一つのサヤになんて収まりたくないわ!
って言ってるから世の女性が共感もてたわけで。
そりゃ確かに4年経てば彼女らも40代になって
いろいろと状況も変わるのだと思うけど・・・
でも
本がバカ売れするような人気作家になっちゃって
億万長者の男とくっついて
自分が働かなくても生きていけるような
マンハッタンのど真ん中のペントハウスに住んじゃうような
靴専用のクローゼットをもっちゃうような
そんな生活を手に入れちゃったキャリーには
とてもじゃないけど現実味がありゃーせん。
それに、
SJP、確かにプロデューサーもこなしていて
この作品に対する思い入れは痛いほど伝わってくるのですが
力入りすぎ・・・
キャリーは前からドラマ・クィーンな部分があったけど、
でもSJPはドラマの方がよっぽどいい演技してました。
がんばりすぎちゃっててちょっと笑えちゃったもん・・・
やっぱドラマの『SATC』最高!
ありゃー超えられんて。