ネットの情報は間違っていることも多々あるので「あいみょん」のTwitterをもとに時系列を書きます。



2015 3/4 インディーズデビュー

2016 1/28 上京

あいみょんと路上ライブで出会う

2016 11/30 メジャーデビュー



昨日も書きましたが、ぼくはいちおうピアノが弾けます。

大学時代に作曲をして雀の涙ほどのお金をもらってました。

しかし、作詞がどうしてもできませんでした。正確にいうと作詞はするんですが、どうしてもそれを誰かに見せることや聞いてもらうことができませんでした。

作詞というものは自分の経験や理想だったり、自分が世の中に対して思ってることを言葉にするものだと思ってます。

ぼくはそれを発信することは自分の心の中を見られることだと思ってます。

それがとても恥ずかしかったんです。

作詞、作曲した曲は、20曲ちょっとありますが、誰かに見せたことはありません。


大学卒業後に夜の東京を歩いていたら路上ライブをしてる女性がいました。

路上ライブの光景は上野や秋葉原、渋谷や新宿でも良く目にしていましたし自分にとって別に珍しいものではありませんでした。

ぼくは普段、どれだけ人だかりができていても路上ライブに足を止めることはありませんでした。


しかし!

そのとき路上ライブをしていた女性は聞いている人こそ2.3人しかいませんでしたが、公共の電波に乗せられないような真っ直ぐな歌詞を歌っていました。

その歌詞を公共の場で平然と楽しそうに歌っている姿は自分にとっては衝撃的でかなり惹かれました。


いまでもそのときの歌詞を覚えています。


あなたの両目をくり抜いて

わたしのポッケに入れたなら

あなたの最後の記憶は

わたしであるはずよね


ねえ どうしてそばにきてくれないの

死ねーーーーー!

わたしを好きじゃないならば


あなたの心臓をえぐりとって

わたしのネックレスにしたなら

わたしが眠るそのときまで

あなたを感じられる



男女の恋愛の歌詞ですが、歌詞が過激すぎるのと「死ねーーーーー!」と公共の場で歌うことができる女性を普通じゃないと感じました。

そして、ぼくは自分の心の中を覗かれるのでさえ嫌なのにこんな過激な歌詞を公共の場で歌えることに一周まわって惹かれていました。


路上ライブが終わりにすごく惹かれたことやライブの感想を伝えて、失礼ながら作詞について聞きました。

自分の作詞に対する考えを話すと


「確かにめっちゃ分かる!でも音楽をやる人は私を含めて『変態』やと思う!」

と言っていて、加えて彼女の作詞に対する思いとかを話してくれました。


これこそが「あいみょん」との最初の出会いでした。

彼女がこの先、売れるかどうかは音楽プロデューサーでもないぼくには分かりませんでしたが、これだけストレートな思いを歌詞にできるひとはそんなにいないので売れてほしいと思ってました。


CDをそのときに持っていた現金で買えるだけ買ってサインをもらいました。

最後に、「いつか何万人もの前で歌っているあいみょんさんを見るのを楽しみにしています!」と伝えました。


「ありがとうー!」と言われてその日は帰りました。


そして、その年にメジャーデビューをして数年後にファンクラブができたので即!申し込みをしました。


いまでもあいみょんの書く歌詞には惹かれます!


ここまでぼくがライブに行きまくってる歌手はいままでいませんでしたし

これからもぼくが生きている間には出てこないとさえ思います。


来週からツアーが始まるので土日はほぼ埋まりますが凄い楽しみです。


最後にあのときあいみょんが歌っていたのは

「貴方解剖純愛歌〜死ね〜」

という曲です。

この曲はインディーズデビューの曲ですがインディーズデビューのために書いた曲ではなく100曲をこえる曲のストックの中からインディーズデビューするときに選んだ曲らしいです。