ASTANTでは朝礼後に毎日、タイピングソフトを使用してタイピングの練習をしています。
ライティング(Writing)作業の効率化と、午後の利用者ではサーティファイWebクリエイター能力認定試験「初級」の合格に向けてタイプスピードのアップを目的として、目標はタッチタイピングができる事のために毎日練習しています。

タッチタイピングとはキーボードを見ないでもキーボードで文字を入力できる技術の事です。
習得するとドラマでエンジニアが、キーボードをカタカタカタ…というようなスピードでタイピング出来るようになるみたいです。

使用しているソフトは、キー入力すると銃声がバン!バン!と鳴る有名なあのソフトです。
(知っている人もいますよね)


私は以前にタッチタイピングの練習をしたことがあります。
少しだけキーボードを見なくても入力できていたのですが、それでも自分の悪い癖があって、本来は左手で押さないといけないキーを右手で押してしまうことがあり、タッチタイピングとは程遠いレベルでした。

私を含めメンバーは、自分のペースを守りながら毎日タイピング練習を続けています。
できるだけ根詰めて練習するのではなく、短くても継続して練習することが大事だと思います。

タイピング練習を始めて1か月程度が経ちましたが、もの凄く成長を感じています。
これまで入力できなかった、文字や記号、数字も入力できるようになりました。
数字のキーは実際使われるかは分かりませんが、文字入力に関してはほぼタッチタイピングできるようになりました。

タイピングソフトの効果は偉大ですね。
タッチタイピングをこの機会で始めたメンバーも、段々と入力が速くなっている気がすると口を揃えて言っていますので、効果アリは間違いなさそうです!
現在ASTANTではそれぞれ自分に合った作業を行っているのですが、利用者のほとんどがライティング(Writing)の作業を行っています。

どのような内容かと言うと、ある自分の好きなもの、興味のあるものをテーマにしてMicrosoft Wordで記事を書く作業です。
記事は10個で構成して、1記事に500~700文字程度の文章を書いていきます。

テーマが自由に決められるという事で、私を含めて利用者は好きなテーマで記事を書いています。
例えば、ゲームが好きであればゲームについて、自動車やドライブが好きな人はその内容についてなど。
スタッフの方もブログを書く感覚で、気軽に書いてよいと言ってくれるので、それぞれ難しく考えずに楽しく書いています。
私もスローペースながらも、あまり難しく考えずに楽しくライティング(Writing)を行っています。

しかし、この作業は一体何のために行っていると思いますか?
ASTANTのWebサイトで発表するためなのでしょうか。
実は先週に現在行っているライティング(Writing)の目的を事務長からお話し頂いたところ、SEO対策にとても有効な文章を書くための訓練だということでした。

SEO対策とはWEB上のサーチエンジンで、検索文字から有益なWebサイトが上位に検索されるようにする対策で、Webサイトを作成・運営する場合に必須と言われるほど大事な事の1つです。

素晴らしいWebサイトが出来ても、訪問者が来なければ価値はゼロであり、人が来ることで初めて価値がでる。という事を事務長が仰っていました。

まだまだSEO対策の事も詳しく知らず、ライティング(Writing)の記事を書くことで精一杯の状態ですが、少しずつ意識しながら作業を行っていけるように頑張っていきたいです。

OA訓練(パソコン教室)を復習する日があります。毎週水曜日です。
金曜日にOA訓練を行って、次の水曜日に復習するという流れになっています。

金曜日の訓練も、私たち利用者のペースに合わせて勉強するのですが、水曜日にさらに勉強したことを自分のものにするのです。
復習に集中するため、水曜日は毎日行っている作業はしません。

私はあまり記憶力がないので、OA訓練でしっかりと理解した。と思っていても、実際に復習すると忘れていることが多いです。
そのため水曜日の復習が大きな意味を持っていることが実感できます。

特にWebクリエイター(HTML、CSS)では暗記しないといけない部分もあり、復習はどうしても必要ではないかと思います。
と言っても復習しないと金曜日のOA訓練で内容がついていけなくなり、みんなに迷惑をかけてしまう。という事はほとんど考えていません。

先ほども言いましたが、私も含めた利用者のペースで先生も教えていただけますし、ユーモアたっぷりで勉強がとても楽しいです。
そのため、硬くならずにリラックスして勉強できていますよ。

自立のためには実践的な作業を行う事が大事なのでしょうけど、1日仕事をしないで復習するという点で、ASTANTは仕事の成果よりも利用者のスキルアップを最優先に、今後就労した時にスキルを活かせるようにしているなぁと思います。

まだまだこれからもOA訓練がありますが、前向きの姿勢で受講したいと思います。
ASTANTでは毎週金曜日に、OA訓練を受けています。
OA訓練とは、PCのスキル向上・活用するための技術を身につける勉強会のことです。
この日は普段行っている仕事をせず勉強ができるので、とても集中して講義を受けることができます。

ASTANTの利用者は午前と午後に分かれており、同じくOA訓練も午前と午後で分かれています。
どちらもプロの講師の先生で、非常にわかりやすく私たちのペースで教えてくださっています。わからない事も親切に聞いてくださる、とても頼りになる先生です。

私は午後の利用なので午後の講義なのですが、現在行っているのはHTMLの勉強です。
内容はサーティファイのWebクリエイター能力認定試験「初級」合格を目指して頑張っています。

4/6に勉強した内容はCSS(スタイルシート)についてでした。
スタイルシートの記述の仕方、記述する場所など、丁寧に教えていただきました。
HTMLタグやスタイルシートのプロパティなど暗記する内容が多いのですが、練習問題を沢山解くことによって少しずつ体にしみこんでいくのがわかります。

これまで、HTMLタグについて勉強していて3月に終わったのですが、試験に合格するだけの教え方ではなく、今後仕事や業務に活かせるような業界的なお話も聞けたりしたのでとても面白かったです。

今後はさらに高度な勉強を教えてもらうことや、全く未経験のイラストレーターやフォトショップの勉強をするという事でとても楽しみです。

いつも金曜日のOA訓練をとても楽しみにしています。
おかげさまで、金沢福祉振興会ASTANTに利用者として採用され、現在はパソコンを使った業務を行っています。
少しずつですが雰囲気にも慣れて、仲間も増えて、凄く充実しています。

生活は当然楽ではありませんが、それでも働きながら生計を立てることは出来ています。
これまで家族と住んでいた時は、実は光熱費を出してもらったり、食費もかなり助けてもらったりしていたことを最近になって知りました。
障害年金で生活できていたと思っていた昔の自分が、恥ずかしく思います。
今まで本当に甘えていたのだなと思いました。

昔と今で大きく違う事は、夢を持っていることです。
病気で苦しんでいるときは考えられないのは仕方ないのですが、障害年金を貰ってから、ASTANTで働くまでは何も考えていませんでした。
今の私には夢があります。
自分に自信をつけたい。お金を貯めて車が欲しい。など、考えただけでもいくつも出てきます。

そして本当に毎日が充実して楽しいです。
仕事をしていることも楽しいです。仲間と話すのも楽しいです。遊ぶ時間は減りましたが、余暇の時間がその分楽しく感じられます。

もちろん辛い時や悩みも出てくることはあると思います。
それでも夢を持っている限り、また立ち上がる事ができると信じています。

これだけの事は私一人で起こせたわけではありません。
周りの方々の支援、見守ってくださったからこそ私の人生が大きく変わったのだと思います。

将来を考えずにただ一日を過ごす自分。
夢をみて、それに向かって進む自分。

今後も自立に向けて精一杯邁進したいと思います。
1日中なにもせず家に居る状態が、約2、3年ありました。

これまでなんとか生活できていましたが、ある理由により家族とは別々に暮らさなければいけなくなりました。一人暮らしです。

これからは買い物や食事は、全て自分でやらなければいけなくなりました。
この時、何故か自分で全てをしなくては生活できないという絶望感よりも、自分で全てやってみせる。という希望、ポジティブな気持ちでいっぱいでした。
私の気持ちが一転したのです。

障害年金では生活できないと判断して、白山市のハローワークに行きました。
求人を探していたところ、障害求人の担当者から就労継続A型事業所というものがあるよ。と教えていただきました。
B型と違い作業ではなく仕事なので、B型よりは難しいことをしますよ。と説明していただき、そのかわり自立支援や就労支援もしっかりしています。と教えていただきました。

私はこの時点では働く意欲は非常に高かったのですが、みんなと合わせて仕事をするという事には少し自信がありませんでした。
そのため、このような就労継続A型という障害者自立支援できる制度は魅力的でした。

いくつかの事業所から選んだのは、金沢福祉振興会ASTANTでした。
理由は業務内容がパソコン作業となっているからです。私がやりたい作業と完全に一致しました。
そして金沢駅から近いため、電車の通勤もできるというのも魅力的でした。

私はやはりパソコンを使うのが好きである。という事。
一から勉強しなおして自分に自信をつけたい。と思いました。

そして、今の私がいるわけです。
私はこれまでPCでプログラミングの仕事をしており、プログラミングの技術力がついていけずに具合が悪くなって会社を辞める事ばかりでした。
誰でも簡単に同じことを繰り返す単純作業なら、技術もいらないので私でもできるという医師の診断でした。

私は何度か就労継続B型の作業所へ通ったことがあります。
利用者も、私と同じ精神障害者や、知的障害者、身体障害者の方も多数おられました。
作業内容は、施設の掃除、箱折り、タオル洗濯など様々ありました。

医師に言われた通りの単純作業だったので、自分でも出来るだろうと思って作業所に入りました。
スタッフの方とこれからどのように自立支援するか。そして最終的には仕事に就くというゴールに向けての就労支援について話し合いました。

しかし、繰り返しの単純作業でも全然長続きしませんでした。
自分のやりたい作業をやりたい。という気持が非常に強かったのだと思います。
そのためいくら簡単な作業でも、取り組んでいて苦しい思いもしました。

家族は、仕事は常に苦しい。みんながやりたいことを仕事にしているわけではない。と、言うのですが、何故か私にはたえられませんでした。

では私は何がしたいのだろうか。と思うようになりました。
普段はよくパソコンやゲームで遊んでいます。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますよね。

やっぱりパソコンしている時間が楽しいかな…?
と思うも、またプログラミングの仕事に戻ると考えるとやはり尻込みしてしまいます。
ここでパソコンの仕事はしたいけれど、具合が悪くなるのが怖い。
という葛藤が起こります。
結局仕事がうまくいかなくなり、会社を辞めてしまいました。
その後アルバイトなどをしながら、なんとか生活をしておりました。

この時、障害年金を貰うと良いというアドバイスを医師から受けて、障害年金を申請しました。
数か月後に2級の認定を受けて、障害年金生活が始まりました。

この頃からアルバイトもしなくなり、1日中家にいる生活が主となりました。
それは障害年金の額が、18歳の頃の仕事の初任給程度入るため、贅沢はできないけれど生活はできると思っていました。
このまま働かずに年を取っていくのだなとも思いました。

このような働きたくない。というよりも働かなくてもよい。と言う考え方のため、ストレスは溜まらないものの、病気の回復、人間としての自立という点では全く良い方向には進みませんでした。

家族からは働けるように回復しなさいと言われることがありましたが、仕事をする自信がない。といつも逃げてばかりでした。
時には就労継続B型の作業所に通ったり、時には白山市のハローワークに行き障害者雇用の募集を見たり。

しかし働かなくても障害年金が受給でき、生活することが出来る。という気持ちがあったため、なかなか乗り気になれませんでした。そして長続きせず行かなくなりました。
経済的な問題で仕事を始めるも、服薬や通院により病気に苦しまずに仕事をすることができる。と思い仕事を始めました。
最初の1か月は何事もなく、仕事をこなしていたのですが、2か月、3か月と時期が進むにつれて、段々と昔の仕事の失敗した感覚が再現されるようになりました。

集中力が続かない。仕事中なのに、別の事をやりたくてしょうがない。コミュニケーションが取るのが怖い。など。
以前に起こった症状と同じことが発生しました。

今の会社は前の会社よりも厳しく、失敗しては怒られての繰り返しになりました。
そして、またうつ状態に戻ってしまいました。

やっぱり病気ではなくって、根本的に自分が駄目な人間なのだろうな、と思うようになりました。

ある日、新聞のチラシにADHD(注意欠陥多動性障害)の治験の募集という内容が書かれていました。
その中には、あなたはもしかするとADHDかもしれません。という文句でチェックシートがありました。
項目の中には、「集中力がすぐ途切れる」、「人の話が耳に入らない時がある」、「自分のやりたいことをせずにはいられない」などあり、ほぼ私に当てはまる内容ばかりでした。

自分の駄目な部分がそのまま当てはまるので、新たにADHDについて詳しい精神科の病院をイシナビで調べて受診したところ、ADHDで間違いないと言われ、ADHDによるうつ病と診断されました。
この診断を受けて、私は今まで駄目だった事はすべてADHDが原因だったのかと、思いました。

しかし仕事は続けないと生活ができないのは変わらなく、服薬を続けながら就業は続けるしかありませんでした。
初めて行った精神科は白山市にある病院で、この時はうつ病であると診断されませんでした。
当時、私が精神科の病院へ行ったことを仕事のチームリーダーが知っており、私の気持ちを悟って他の仕事に移してもらいました。
この時はチームリーダーに感謝して、次から頑張る決意もしました。

しかし、やはり同じことを繰り返してしまい、病状は悪化。
今度は金沢市の精神科のある病院に受信したところ、うつ病ですと精神病名を診断されました。つまり精神障害者になった、というわけです。
この時、不思議と肩の力が抜けたような気分になった事を覚えています。

うつ病と診断されながらも仕事は続けていましたが、会社からある程度病気の理解はあったのですが、結局仕事についていけなくて辞めてしまいました。

障害者手帳2級を貰い、障害者自立支援法の制度を利用しながら、通院と療養を繰り返し続けていました。
しかし無職のままでは経済的にきびしくなり、結局働かなければいけなくなりました。

働くと決めた時は、しっかりと休み、通院、服薬も続けていたため、意欲が上がっている状態です。
無事に仕事も決まり、やる気満々で始めることができました。

この時はうつ病も服薬により、ほぼおさまっている状態だったのですが、しかしうつ病だけが原因ではありませんでした…。