今朝ほどニュースを見てうそだろうと身体が震えた。
先週も騎乗していた後藤騎手の自殺。
私は自分ができない分、周りの人を明るくしてくれる人物が好きだ。
古くは植木等さん、中村勘三郎さん、ロビンウイリアムズさん、そして、後藤騎手。
その中でも競馬場へ行けば見ることのできる後藤騎手が一番身近な存在と言える。
後藤騎手は若い時分は腹筋を鍛える機械を付けながら勝利ジョッキーインタビューを受けたり
してふざけたり、一方では、2002年の安田記念ではG1初勝利に号泣するなど、人間として
好感が持て、親しみを感じる騎手だった。
そんな明るい後藤騎手が自殺。
昨年もあの明るいロビンウイリアムさんがうつ病で自殺となると、後藤騎手も2度目の大きな
落馬の際に引退もよぎりながらもファンの声援で復活。
しかし、選手の落馬で張りつめた糸が切れてしまったのではないのかと思う。
明るいキャラクターの人間は真剣な悩みを打ち出せないのか、そんな悩みを吐いても
「お前そんなキャラじゃないだろ~」「そうだよな~」と受け止めてくれる人がいなかったの
だろうか。
あの明るいキャラクターがあれば、たとえ引退しても休養中に的確な解説をしていた競馬解説
やバラエティなどでも相当出られる才能があったと思うのだが、競馬が本当に好きだったんだ
なと思う。
なおさら、それに終止符を打ってしまったことに悲しく思えます。
合掌