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ふと目が覚めると

バイクの音がした

カーテンを開け
テレビをつけ
お湯を沸かす

熱々のお湯とインスタントコーヒー
がカップのなかで混ざり合う

窓を開け一息つく

あの子からのメールを
見てなんだか幸せになる

今日初めての笑顔

洗い物を済ませ

掃除機をかける

今日は休み
学校はない

散らかった服をたたみ

洗濯機をまわす

今日は休みなんだ

一段落ついて
台所にむかう

昼飯兼ねての朝ごはんを
作る

あっさりリゾットを

お腹も膨らみ
あの子からのメールを待つ

携帯が鳴る

叔父さんからだ

近くにいるらしい

待ち合わせて
お茶をした

今日は休みなんだ

叔父さんとわかれて

慌てて
あの子に電話した

帰ってテレビ電話で
あの子と話す

なぜか寂しくて
また冷たくしてしまった

あの子はバイトに行っちゃった…

自分は惨めで
小さくて
情けない

あの子にメールした

気持ちを伝えたかった
素直になれない自分が
腹立たしかった

チャイムがなった

友達が立っていた

あの子に会いたい
近くに
そばであの子に話しかけたい

今日は休みなんだ





谷内


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東京の夜は
なんか寂しくて
君の声が聞きたくて
君の愛がほしくて
二人で歩いた道を
二人で待った電車を
二人見た花火が心で花開く

君と出会ったあの日から
どれだけ日が過ぎても
どんなにはなれても
夢の中で今も
また恋するんだ

東京の夜は
なんか暗くて
君の明かりが
君の視線がほしくて
二人で行った水族館を
初めてキスしたホームを
二人聴いたあの歌が奏でてる

君と出会ったあの日から
どれだけ日が過ぎても
どんなに届かなくても
目が覚めるとまた
目が覚めるとまた
恋してるんだ



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