今、ロサンゼルスで仕事中毒。 | 小田原雅文の仕事中毒アイデアスケッチ

今、ロサンゼルスで仕事中毒。

叫び ホラーフェス*JAPANを開幕させて、すぐAFMへ出張。


アメリカ 時差ボケ解消なんとか克服して活動始めました。 グッド!

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(とは言え:もう2日後には帰途に着きます。)飛行機


 LAのサンタモニカで毎年開催される北米地域最大のフィルムマーケット:アメリカン・フィルム・マーケット(AFM)はLoews Santa Monica Beach Hotel をメイン会場に周辺のホテルやサンタモニカの映画館で今年は11月4日(水)~11日(水)まで行われた、入院していた2007年を除いて毎年参加、去年はホラーフェス*JAPANの開催準備で会場とハリウッドの各製作会社を駆け回っていたのを思い出す。
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メイン会場のLoews Santa Monica Beach Hotel 前


 世界的不況と日本では数年前からのコンプライアンスにおけるコンテンツの会計基準の見直しで3年前ごろからは慰労を兼ねた日本人バイヤーの姿も少なく実質的な情報通スタッフが頑張っている感じです。でも彼等も若い時は洋画にあこがれ、英語を勉強して“イイ洋画を日本に・・・”と始めたんでしょうが、会社は利益追求。お客はPRの多いみんなが観に行っている話題の映画のみと価値観が大きく変わりました。

日本の興行TOP10の7割がTV局のヒモ付きでお茶の間スター作品、泣かせればOK。あと3割の洋画もメジャーが支配する大作。(日本の皆様どうしたの?もう自分の感性で映画を観ないの?)


映画を“文化”として捉えるか?“お商売”として捉えるか?

それが問題だ !? 私としては“当分・・・商売”です。はてなマーク


不況下でもアメリカンドリームは健在!


 全米Weekend Box Office 10月23日~25日ハロウィン時期の常連、 『SAW VI.』が初登場首位の座を同じホラー作品 『パラノーマル・アクティビティ』(Paranormal Activity)に明け渡した。(実はSAWのプロデューサーのマークとオーレンに今週会議で会った。別件の話だったので、この件には触れなかった・・・・・・でもピリピリ!)


Paranormal Activity ポスター  SAW6 劇場ポスター      SAW6<赤十字社と共同で行う

                                          献血募集キャンペーンポスター小田原雅文の仕事中毒アイデアスケッチ

この時点で 『SAW VI.』が全米3,036館で2位、1位の『パラノーマル・アクティビティ』は全米わずか12館から公開スタートした5週目で1,945館。現在7週目で全米2,558館で5位と今なおも拡大中の“ホラー”ならではの“おお化け映画”だ!ドクロ


 『SAW』の第一作目は製作費$1.5Mの低予算、全世界で200億円以上稼ぎ出したのだったが『パラノーマル・アクティビティ』はイスラエル出身の監督が無名の俳優たちを起用してたった1万6,000ドル(約144万円)という低予算ながら、昨年のAFMで、その質の高さから各国の映画バイヤーたちの間で話題沸騰、セールス開始3日間で総制作費の3万倍のセールスという驚くべき数字を残した。


若いカップルの家で、彼らを襲う幽霊?の恐怖を描いたホラー作品。そして9月25日から30日にかけて12館でレイトショー限定公開をスタートさせた本作は、現在もロングランを続けており『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』同様、いや『SAW』だって第6作目まで毎作全世界で200億円以上稼ぎ出している・・・・・


    まさにアメリカンアメリカドリームは健在である。爆弾


次回はLA出張の中身の話を書きます。・・・・・・・・・おたのしみに!