vol.1 ホームカラーとサロンカラーの違い。 | ASSOのブログ

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さてさて。ようやく始まりましたQ&A。


毎回回答していくのは北原ですので、宜しくお願い致します。

(もしかしたらイレギュラーがあるかもです)


Qはこちらで用意しているので現状としては「よくある質問」に対しての回答です。


ちなみに。今回は初!ということもありますがすごく大切なことなので長文です。






とりあえずよく聞くフレーズが今回の題名になっているコレ。


では早速。






難しく書いても仕方ないので簡単にご説明。


そもそも、当たり前ですがサロンカラーは美容師が施術します。


ホームカラーはご自身で行うもの。






あたりまえじゃないか!と思いますよね。


そうなんです。


僕から見て、これが一番の違い。






虫歯が痛いから自分で抜歯する人、いますか?


盲腸になったから自分で開腹手術する人いますか?







いるわけがありません。


なぜでしょう??






命に別条がないからです。


また伸びるからです。








そうでしょうね。


髪の毛はもともと「死んでいる細胞」です。


自己修復はできません。


なので、最近泡状にしてカラーがムラなく!なんてものを聞きますが恐ろしいものです。


ホームカラー・サロンカラー問わず両者には「キューティクルを開くような薬品」が含まれます。








もみ込む????


キューティクル開いている状態で???


という感じです。







傷口に塩を塗り込むようなものです。


ショートでいつも短くしている方は大丈夫だとは思いますが・・・

(いつも切ってしまうので引っ掛かりなど気にしないので)


また、後は「時間」というところも外せません。








カラー剤とは放置時間が設けられています。


これは塗り終わってから○●分のようなイメージですね。


ですが、カラー剤は1剤+2剤でミックスした時から化学反応は起きています。


髪に塗り終わるのが40分ほどかかり、そこから30分置いたとしたら・・・


過剰に放置しているのでダメージです。


さらにラップで巻いたり、加湿器などで乾燥対策をしていなかった場合はより酷くなります。








最初に「美容師が塗るか自分が塗るか」の話を書きましたが、さらに言えば「薬剤」も違います。


サロンには「リフター」と「トナー」という薬剤の種類があります。


もちろん、トナーを導入していないサロンさんも多いのですが・・・。


リフターは黒髪を明るくするのでパワーが強いです。


トナーは色だけ入れるのが目的なのでパワーが弱いです。

(低アルカリカラーとかの言い回しもありますね)





※紫のボトルがリフター(アルカリカラー)で、ピンクのボトルがトナー(弱アルカリ等)です。

メーカーさんでもきちんとこのように色々とだしています。







美容師の仕事は「その場のデザイン」も大事ですが「髪の状態」を考えるのも大事な仕事です。


今後、パーマですか???傷んでいるので無理ですね~。とか。


ダメージが多いのでトリートメントしないと厳しいですね~。とか。


そんな状況にしないようにカラーだけでも考えてやっています。








とはいえ、白髪がすぐに生えてきて目立つから…というご意見もありますね。


そんな時は白髪ぼかしとか白髪隠しのようなものもありますので、ぜひ担当の人に聞いてみましょう。


お手軽ではありますが、その分ご自身でやった場合のリスクも考えましょう。


目に入ったら?とか。


万が一バスタブが染まってしまったら?とか。








それらの意識もありますが・・・。


美容師が「安い仕事」をしているから、自分でやればいっか!みたいな発想にさせてしまっているのも事実。


きちんと髪と向き合って、薬剤を使い分けて施術してもらいたいものです。


メーカーでセミナーをしていた時に「アッシュ」「ベージュ」などの薬剤を使ったのにならなかった!とかの相談もよくありました。









僕のその時の本音としてはこうです。


「おいおい。ホームカラーじゃあるまいし、髪質に合わせて配合するとかあるでしょ。明るくなるメカニズムとかも理解「していないし、美容師なのに品番の名前だけで判断とかシロートか!」


です。


ヘアサロンのクオリティというのは経営者さんのブランディングです。


ですが、美容師さんの信頼は「自分で」積み上げるものです。









ぜひ、ホームカラーとサロンカラーの違いを理解してうまくお付き合いをしていってくれればと思います。


では、次回をお楽しみに。