私が小学一年生の時のクラスの中に
親のパワーが強い人がいました。
(PTA役員だったり、地域の役員だったり、学校のメリットになる何かしらの大きな力がある人)

一年生の二学期始まったばかりのことです。

吊り輪の付いた遊具で
私とKさん、Mさん、3人で遊んでいました。

昼休みの終わりのチャイムが鳴ったので
私たちも急いで教室に戻ろうとしたら


「カンッ!」


吊り輪がMさんのおでこにぶつかってしまったようでした。

私とKさんはすでに遊具から離れて
教室に戻ろうと走っていました。
チャイムが鳴った後も、Mさんがまだ遊んでいて、自分でぶつけました。
Mさんは元々そういうドジというか…しょっちゅうコケたりぶつけたりとかする人です。


でも
私とKさんは大きめの音とMさんの2割増しの泣き方を聞いて
驚き、
心配して引き返して様子を見に行きました。

すると急に

「二人のどちらかの吊り輪が当たった!」

って言い始めたのです。

いや、ちゃうやん!
もうだいぶウチらが走って行ってからカンッて鳴ったやろ!!
しかも揺れてた吊り輪はあんたの吊り輪やったやろ!!

って思ったけど
Mさんの泣き方が半端なくて
とりあえずそれに対して反論せず
黙って教室まで連れて行きました。


おでこはポコってタンコブできてて
自分ら何もしてない確信はあったけど
ケガしてる感じとか
何かよく分からんけど一緒に遊んでただけでも
私、何か悪いことしたんちゃうか?
みたいな気持ちになって
ザワザワしてた。

何よりMさんの泣き方で
先生たちが駆け寄ってきた。
※ちなみにMさんはいつも号泣して駆け寄ってもらうパターンのタイプの子です


そしたらやはり言った。


「二人が振り回した吊り輪が当たった!わざと振り回して走って逃げた」




言うと思ってたよウインク



その時の担任の先生はベテラン教師でした。
教師の中でもボスなんだろなぁと
子どもの私でさえ感じてました。
家庭訪問などで私の事を話す時も
「この子はこういう子ですね!」
と、言い切るような言い方をして
母が驚いていた記憶があります。

そして
いわゆる親のパワーの強い子ども
明らかに可愛がってる先生でした。

そして運悪く
Mさんの親はパワーの強い親でした。


そんな担任だったので
理由や経緯を聞かれることもなく
2人のうちのKさんではなく
すべて私のせいにして話してきました。

そして
私がやったことになりました。


「あなたが振り回してぶつかったの?」
「どんな様子だったの?」

なんて一回も聞かれずに
一方的に

「自分がぶつけといて、先に走って帰って。謝りもせずに、どんなしつけをされてきたのよ!そういう子は絶対、将来犯罪者になるわ!」

って、
クラス全員の前で言われました。

屈辱的でした。


気の強い子どもだったので
涙を必死にこらえていました。


そしたら近くにきて小さい声で



「反抗的な態度やな、ホンマに腹立つ!」



っと言われて舌打ちされました。


隣りの男の子には聞こえたみたいで
ビクッとして心配そうに私の顔を見てくれたことを覚えています。



結局、
何もしてない私が犯人扱いされて
学校から親に連絡がいき
母と菓子折りを持って
Mさん家に謝りに行きました。

Mさんのお母さんは意外にも普通に快く
むしろ
「あの…ホントはウチの子が自分でぶつけたんじゃないのかなぁ??違う??」
って聞いてくれるぐらい
自分の娘の性格をよく分かっている
しっかりしたお母さんでした。

後々、Mさんとはピアノの先生が同じになったり
中学校も同じだったり、
それなりに長い付き合いになりますが、
トラブったことは無く仲良かったです。



結局、
何が一番この時の私の傷になったのか、
それは
先生の決めつけと暴言と辱め。

それと
一見関係ないようにスルーしてますが
私の母が
私を信じてくれなかった
…というか、言う隙を与えてくれずに
母も決めつけていた
ということです。


これが
後々ずっと私が生きていく中で
苦しむことになります。