第1話はこちらからです!
しかし、周囲の評価とは裏腹に
私の仕事に対する気持ちは、
疲れ果てていました。
最初はやりがいもあった
はずなのに、いつしかそれは
消え、ただ毎日こなすだけの
作業になっていました。
毎日のように残業が続き、
休日も何かと仕事が入ってくる。
せっかくの休みも十分に取れず、
家での時間を楽しむことが
できませんでした。
それどころか、家に帰っても
寝る時間が足りず、目を閉じる
瞬間にどんどん疲れが
溜まっていくのが分かりました。
そんな毎日の繰り返しで、
心がどんどんすり減っていくのを
感じました。
会社の社長からの急な
頼み事にも断れず、
「断ってしまうと
自分の立場が危うく
なるのではないかと」
常に不安を感じていました。
だからこそ、無理をしてでも
働き続けるしかなかったのです。
どんなに疲れていても、少しでも
社長の期待に応えなければ、
昇進のチャンスが
回ってこなくなるかも
しれないというプレッシャーが
ありました。
断ることは、私にとって
許されない選択肢のように
感じていたのです。
その結果、仕事をしている間も、
常に頭の中に「仕事を終わらせる」
「次の課題をクリアする」という
ことばかりが渦巻き、他のことに
気を向ける余裕がなくなりました。
友人や家族と過ごす時間も減り、
私生活がどんどん犠牲になって
いくのを実感していました。
自分の趣味ややりたいこと、
休息が必要だと感じていても、
仕事が最優先になってしまって
いたのです。
でも、こんな生活を続けていく
ことに対して、次第に疑問を
持つようになりました。
仕事に全てを捧げているのに、
何も得られないどころか、
どんどん心身ともに疲れていく。
「自分の生活はどこに行って
いるんだろう」
「私は何のために
働いているんだろう」
そんな思いが
頭をよぎりました。
そして、
一番怖かったのは、現状を変え
なければならないと感じているのに、
どうしてもその方法が分からない
ことでした。
変わりたいと思っても、具体的に
何をすればいいのかが見えて
こなかったのです。
周りの人たちはそれぞれの
人生を楽しんでいるように見えて、
私はただ目の前の仕事に
追われているだけで、
本当に自分の人生を生きているの
だろうかと、ふと立ち止まって
考えることが増えました。
その中で気づいたのは、私が
本当に求めていたのは
「仕事の安定」や
「お金のために働くこと」
ではなく、
「自由に自分らしい人生を送りたい」
ということだったのです。
自分にとって本当に大切なこと、
やりたいことは何か、
どんどん分からなくなり、
ただ会社に縛られ続ける
日々が続いていく中で、
心の中では
「何かを変えなければならない」
と強く感じていました。
「もっと自分の力で何かを
成し遂げたい」
「もっと自由に
自分の人生を選びたい」
という思いが、
次第に強くなっていきました。
私は次第に「本当の自分」を
見つけることが必要だと
感じ始めたのです。
私が目指すべきは、ただ働く
ことではなく、自分の人生を
デザインし、より自由な
選択肢を持つこと。
自分にとっての「本当の幸せ」を
追い求めることだと、
ようやく気づきました。
この気づきが、次のステップへの
強い意欲を生み出すことになるとは、
この時は思いもしませんでしたが、
確実に私は一歩を踏み出す準備を
整えていったのです。
第3話はこちらからです!

