最初のブログは何書こうかと考えましたが
去年からちょいちょい観ている宝塚の話など。


エリザベートを大劇場で観劇、しまして。
前々から殆ど台詞が歌だよ、とか。
大作だよ、とか。

ブログを読み漁ってみたり、とか。
娘役さんのお話がえらい風当たり強くて引いた


まあいろいろ情報を入れて行ってきたんですけどね。
席近くて倒れそうでしたけどね


終わった後の感想は、とにかく皇帝陛下が可哀そうだった。
嫁と姑に挟まれた旦那様っていつの時代も辛いものなのね。
妻を愛しているのは本当で、でも政治に心疲れている状態で傍にいない妻よりも
優しく包んでくれる(ように見える)女性が傍にいたらそりゃ揺れるよ。



エリザベートには同情はしない。
どこまでも自分の本能に忠実。
「私だけに」という歌がそれを示してますね。
義務は押し付けないで!
私は自由に生きたい!
私は貴方のものじゃないの!

羨ましくもあるけどねえ。
この人の生き方。
ここにトートは惹かれたんだけども。

最終的にトートと一緒になった気持ちの経緯もわかったようなわからないような。
もやもや感ある。


トート閣下。
初恋の相手、エリザベートを執拗なまでに追いかけ
振られても諦めずにねえ・・・健気です。
おばちゃん、マジで「また!また振られたよアナタ・・・!!」って。
途中からトート!次!次があるよ!って応援してたよ。

オーケストラピットからトートが這い上がって
陛下とエリザベートを見つめる後ろ姿は、格好良かった。
ほっそ!トートさんほっそ!!
興奮でしたよ。指先が綺麗でした。
このお芝居の、最大の見どころだと豪語したい。
トート閣下による、リサイタルも良かったなあ(黒天使?と踊りながら)

ゾフィー。
怖かった。
国を導く人は、こういう人がいないと成り立たないのかもしれない。
皇帝陛下は優しすぎる印象があったので。

ルキーニ。
ストーリーテーラー的な人でした。
この人の声、好きだなあ。
トート閣下に踊らされた人、というイメージがつきました。
エリザベートを殺しちゃうし。



このお芝居で、初めて花組を観たのですが
やはり全員出てくると、迫力ありますね。
隅から隅まで笑顔でとても素敵です。
そこに自然と拍手をしてしまいます。

この間観た、タカラヅカファンタジアもすっごく良かったので
次の公演も楽しみです。