勤続二桁の私に、部下がつきました。
日本人?
いいえ。


中国人でございます。
ええ、一人っ子政策の賜物。


入社1週間にして、私をキレさせ
この2年の間に、在留か帰国かの話し合いを3度も起こした人です。


まじで隣の国が嫌いになるかと思った。


しかしお国柄。
国が違う時点で考え方が違うのは百も承知。
自分なりにどうしたらいいのか、ネットで調べ、人に聞き
あーでもない、こーでもないと考え
毎日のようにケンカをし

「エベレスト並みに高いプライドを捨てられない」
「反省はその場だけ」
「わかっていないのにわかったふり」
「自分に利益がないものは絶対にしない」

・・・キリがないほどに嫌なところがあがっていますが。

ただ、教える側も鍛えられる。
どうしたら理解してもらえるか。
自分の説明は、他人を考えて説明しているか。自分が理解している分、説明不足に
なっていないだろうか。

メモする習慣
作業内容をノートに書き残す習慣
言われたことを復唱する習慣


最初に理解したことが本当にあっているのかなんて
本人は確認しません。

だから復唱。
最初から説明をさせる。
違ったら修正、メモをさせる。
そのメモが後々役に立つことを実感させる。←これ結果が出てきています。自分からメモを取るようになりました。


ネットで、『部下』 『中国人』と検索すると
皆さん大変だなーって思う。
今まさに自分が体験していることだから。


最近は、
「何故この仕事をやらなければならないのか、理由をきちんと説明して理解してもらう」
というのを新聞記事でよみまして。
なるほどなーと思いました。
理由と方法に納得すれば、本当に作業が早い。
それは認めます。
だから、良い方向に育ってほしい。

現在は、「自分がきちんとやらないと、上司が苦労するからやってあげる」という気持ちが
わかります。
それでも動いてくれるならいいですが、ね。