過去を振り返りながらの投稿です。
何年も前の事なので、
記憶があやふやなところもあったりします。
矛盾するところなど出てくるかもしれませんが、そこは大目に見てください。
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私は海外駐在中に、
赤ちゃんが欲しいと思い、妊活を始めました。
当時は、しばらく自己流の妊活や、
インターネットで検索をかけて、
そこに出ていた情報を参考にして、せっせと妊活にはげんでおりました(37・38歳くらいの時)。
具体的には、
生理日から算出した排卵日を予測する…とか、
妊活に効くサプリメントを飲む…とか、
おまじない系とか(この画像を携帯の待ち受けにすると妊娠しやすい…とか、クマのプーさんのぬいぐるみを寝室に飾るとどうのこうの…とかw)←そんなんで、人間が誕生するわけないだろ!!
しかし、
どんなに交わっても(いたしてもw)、
知識を増やしても、
妊娠自体なかなかしないし、
やっとこさ妊娠したとしても、
流産をする等、
出産には至るのは難しいということを目の当たりにしました(39歳の時)。
めちゃくちゃショック受けましたし、病みました(笑。今となっては思い出。)
その後、現地の、
町の不妊治療医にて、不妊治療を受けました。
そのクリニックで、2回ほど不妊治療的な事(体外受精)をしましたが、
妊娠…というか、
着床にすら至らず、
今後続けても妊娠できる可能性が低いのではないか…と、
当時かかっていたお医者様に言われてしまいました。
さらに、
その時の不妊治療医に、
「うちの国では、
不妊治療をして、
それでも妊娠しなくて、
38歳を過ぎたら、
自分の卵子では妊娠は難しいのだと判断して、
卵子提供を視野に入れるのだよ。」
と、言われました。
(だから、あなたもそうした方が良いんじゃないですか?…
と、直接言葉にして言われたりはしませんでしたが、
ニュアンス的にはそういう感じで言われました。)
ムカつきました。
その時は、
「他人の卵子とか、ありえない!!
もし赤ちゃんを授かったとしても、その子は、私とDNAつながってないんでしょ!!」
と考えていたのです。
ところが、
私の旦那が、その話の最中に、
「費用はどのくらいかかるのですか?」
とか、
「先生のクリニックで、成功率は、今のところどのくらいですか?」
とか、
お医者様にガンガン質問し始めて、
うちの旦那様が、「卵子提供も視野に入れてますオーラ」を前面に出してきたのです。
その時、私はまぁまぁびっくりしてしまい、
「あぁ、この人は、自分の子供に、私のDNAが入っていなくても別に良いのね!」
と思ったのと同時に、
卵子提供は、費用も結構掛かるので(数百万単位)、
費用面含め、パートナーとの話し合いが当然必要になってくるのですが、
その、高額な、
卵子提供の費用を出しても良いっておもってるんだこの人は…
とわかって、
ちょっと嬉しかったのです。
この時の感情は、
なかなか言葉にして文字に起こすのは難しい複雑な感情です。
ただ言えることは、
普段、ボーっとして、何も考えていないように見えていた私の旦那様が、
私の、「赤ちゃんが欲しい!!」という希望を真剣に受け止めてくれている、
ということがわかったので
嬉しかったのです。
そのことを今でもとても覚えています。
その妊娠・出産が、たとえどんな手段(卵子提供等)だとしても。
(だから、旦那様の事は今でも尊敬しています。)
そうしてわたしは、
卵子提供に踏み切りました。
当時の心境としては、
「知らない女性(しかも、外国人)の卵子をもらって、
その卵子と旦那の精子を使って受精させて、
さらにその受精卵を、自分の子宮に入れて妊娠して、
赤ちゃんを出産するとか、マジで無いわぁ…
そんなことするやつは、正気の沙汰じゃないな!」
でした。
まさか自分がそれをするなんて・・・!!!
卵子提供…
結論から言うと、
すごく良かったです!!!
私は、
アジア人とヨーロッパ人のハーフの女の子(個人情報にあたるため、国名等詳しいことは教えてもらえない)から卵子を提供してもらいました。
ハーフの女の子と、純日本人のうちの旦那の精子をかけ合わせるので、
生まれた子供は、一応クォーターになります。
結果、
なんとも言えない、無茶苦茶、美形の子供が爆誕しました。
まぁ当たり前ですよね、外国の血が入っているのですから…
血的にはクォーターなのですが、
想像以上に外国人色が強く出てしまった我が子…
それゆえの苦労も、実はあります。
その話はまた後程…
(ハーフ?と言われたり、
本当にあなたの子供なの?と疑われることがある・・・等。
その話は、私も言いたいことが沢山あるのでまた別の機会に。
ほんと、マジで、めちゃくちゃ大きなお世話なんだが!!)
不妊治療は、通常、自分の卵子と旦那様の精子を受精させて、
妊娠して赤ちゃんを授かる…
というものですが、
例えば、お母さんが何らかの疾患を持っていて妊娠し辛いとか、
高齢で、自分の卵子での妊娠が難しいとか、
理由は人によって様々なのですが、
そういった方がします。
面識のない、知らない若い女性から卵子を提供してもらって、
旦那さんの精子と受精させた受精卵を自分のお腹に入れて、
妊娠して、出産します。
なんというか
特別な事情がある人がする、特殊な事…のイメージでした。
しかし、
この時の、
「よし!卵子提供しよう!」
という決断をした自分をほめてあげたいです!
なぜなら、
私は今、とても幸せで、充実しているからです!!