松本へ!その2。


松本へ行って
松本城の他に面白かったのは、
高橋家住宅。
松本市内に現存する数少ない武家住宅で
現存する武家住宅では、長野県内最古の建物だそう。

こんなところに武家屋敷があるのかしら?
と、思いながらひたすら歩いて、ようやく見つけた。

武家住宅って、勝手に大きな家、っていうイメージを持っていたのだけど、
実際に見てみると想像していたものより小規模な家でびっくりした。

わたしの背の高さで余裕で屋根に手が届くくらい。

中に入ると畳のいい匂いがしてすごく癒された。
畳の良さって香りにもあったんだなぁと新発見。

縁側に座ってみた。
この壁のむこう側は道路。
外は見えないけど、外の音だけなんとなく聞こえてきて。
それが今までなかなか味わったことのない感覚で、不思議とすごく落ち着いて、いつまででもここに座ってられるなーって思った。

縁側に寝そべったりしたら
きっとこついう感じで家の中を振り返ったりしたのかな、とか思いながらパチリ。

小さな幸せってこういうことかしら。
いや、小さな幸せに感じて
でも実はそれは大きな幸せなのかも。とも。
思ったりして。


不思議な時間の流れ方をした、高橋家住宅。
あの感覚は家の構造にすごく関係している気もする。
今の時代ではもう、感じられないのかもしれないなぁ。

自分がこの時代に生まれてたとしたら
どんなふうに思うだろう。
やっぱりそれが当たり前の世界で生きていたら何も思わないかな。

いつだって、
違う世界のことを知ったり感じたりしたときに
自分の住む世界のことを初めてちゃんと知ることができるよね。おすましペガサス星空キラキラ