念願の、

『War Horse』

シアターオーブにて。

観てきた!!!!!!






馬の息づかい、

嘶き、

首の動き、足の動き、しっぽの動き、耳の動き、胴体の動き、

小さな動き含め全てが計算されてる。


そしてそれら1つ1つを連動させて起こす、大きな身体の動き。


が、しぐさになって、


しぐさの積み重ねが、馬の感情になる。


と、そこに、声が、息づかいが、足されて。




惚れ惚れした。




惚れ惚れする、って、初めて使うけど、
惚れ惚れする、って、きっとこういうことだ。




緻密で、繊細で、
綺麗だった。









馬の鳴き声、嘶きすら人がやってるんだと分かったときの驚きったら。


これぞ、演劇だ。


演劇は嘘、偽りの世界だけど
それが本物となって観客に届いたときに、感動するんだ。

感動なんて言葉、ほんとは易々と使いたくないけど。







2列目までつぶしてるから、実質3列目でしたの。

神席だったーーー。

パペットを動かしてる人の口の動きとか目とかも、見れちゃった。

ほんと、すげーーーーーーー、って。







戦争もの、動物もの、絆もの、は、反則だ。
絶対泣くから。

だからそういうストーリーのものを観るときはどうしても構えてしまう自分がいる。いつもなら。
泣かせる話なのは分かってる、泣くもんか、っつって。
いつも以上に俯瞰して観るあたしがいる。





でも、だけど、
もう今回はどうしようもない。


馬のパペットが馬にしか見えなくて、
まずその技術やらであたしの心は奪われて丸裸にされて無防備な状態にされてて

そんな状態であんなストーリー、反則中の反則だ。

そりゃ、号泣するよ。

あたしは1人号泣したよ。

技術とか、自分じゃ考えられない世界が目の前にあることとか、ストーリーとか、
そのうちの何に感動して何に泣いてるのかもはや分からない。

つまりはたぶん、その全部に泣いたんだろう。











何年か前にロンドン行ったときに、どうしても「War Horse」が観れなくて
だから、今回絶対観に行かなきゃって。

ああーでも、できることならもう一回観たい。

もう一度目に焼き付けに行きたい。








カーテンコールでまさかの撮影OK。
拍手をやめたくない上に、準備してなくてオロオロしたからブレブレの写真の出来上がり。



それでも、お気に入りだ。
お気に入りのパチリ一枚。

なんてイイ写真。

被写体がとんでもなくイイからだ。