僕はアスペルガーだった!

僕はアスペルガーだった!

40歳で自分が”発達障害のアスペルガー症候群”だと気付いた カズの夫婦ゲンカ日記

Amebaでブログを始めよう!

こんにちは カズです。

 

前回約3年ぶりに記事を書いたのですが、それからあっという間に

半年も経ってしまいました(^_^;)

 

前回の続きを書こうとするとなかなか書けないので、

 

別のことを書くことにしました。

 

妻から「あなたはアスペルガーじゃないか?」と言われたのは5年ほど前のことです。

 

僕は妻に教えてもらったアスペルガーに関するネットのページを読んで

 

以外とすんなり「僕はたぶんアスペルガーだ」と受け入れました。

 

(病院で診察を受けたわけではないので、僕の気持ちの上で納得したということです)

 

そして、妻がその時に購入してくれたアスペルガーに関連する本が翌日に届くと

妻よりも先に夢中になって読みました。

 

アスペルガーについて知れば知るほど、自分がそれまで経験してきたいろいろな困っていたこと

 

の謎が解けるというか、その理由を解説をしてもらってる感じで、ある意味で救われるような

 

気持ちでした。

 

なので、アスペルガーの情報を見つけてくれた妻に感謝しています。

 

ただ、ネットを見たり、このブログにコメントしていただいた方の話を見ると、誰もが「自分がアスペルガー」だと簡単に受け入れるわけではないようです。

 

僕はなんであっさりとアスペルガーだと受け入れられたんだろう。

 

今回はそのことについて書いてみたいと思います。

 

 

 

理由として思いつくものが3つあります。

 

 

理由その1

 

「自分はちゃんとしている! と思えるものが何もなかった」

 

プロフィールには書いてあるのですが、当時は無職でした。

 

(今は少し働いています)

 

これは大きな理由な気がします。

 

もし、以前のように正社員として働いていてそれなりの収入を稼いでいたら、あんなにあっさりと受け入れなかったかもしれません。

 

直接は関係ないことなのですが、 

 

そもそも発達障害と認める ということは

 

自分に障害があると認める ということであり

 

言い方を変えると、自分に何か問題があると認める

 

ようなところがある気がします。

 

なので、「自分はちゃんとしている!」 という気持ちが強い時には

 

認めにくいことな気がします。

 

ましてや、働いていたころの僕は、学歴や 会社の規模なんかを大事に思っていて

 

「自分は学歴もそれなりだし、働いている会社も大企業だ!」

 

「だから 自分には問題はない むしろ優秀なほうだ!」

 

今思い返せば、全然そんなことはないのですが、思いっきりそう思っていました。

 

学歴と働いている会社、そして収入に自信を持っていた気がします。

 

(学歴や、大企業を否定している訳ではなく、人の優劣とは関係ないという意味です)

 

なので、自ら無職を選んでそうなったのですが、

 

やっぱり収入がほぼない状態がずっと続いていたので、

 

「自分はちゃんとしている」という自信がなくなっていて

 

自分には何か問題があるのかもしれない ということが

 

受け入れやすい状態だった気がします。

 

(問題という表現が不快に感じられる方がいましたら、ごめんなさい。)

 

 

 

理由その2

 

「自分と向き合う時間がたっぷりあった」

 

 

当時は 会社を辞めてから5年が経っていました。

 

途中1年半くらい農家で農作業をお手伝いさせてもらいましたが、

 

その期間も普通の会社員よりはずっと気楽でしたし、

 

約5年間とてものんびりと暮らしていました。

 

普通の人が聞いたらびっくりするくらいただただ家にいて

 

妻と2人でご飯を食べて、おしゃべりをして、たまに旅行して、

移住してからは畑をやって、またおしゃべりをして

 

と暮らしていました。

 

(今は2人ともアルバイトをしているので、あの頃に比べると忙しいです)

 

そして、妻とずっと一緒にいたので、

 

いっぱい夫婦ゲンカ(当時の僕としては議論ですが)をしました。

 

そして長い時間話し合いました。

 

そして、妻を怒らせてしまったり、妻を悲しませてしまう自分の言動について

 

長く考える時間がありました。

 

 

多くの人は、働きながらでも自分と向き合っているでしょうし、

自分についての理解は年齢とともに深まっていくんだと思います。

 

ただ僕の場合は、働きながらでは、仕事することに精一杯で、35才で会社を辞めるまで自分についての理解は相当浅かったと思います。

 

(これは、アスペルガーの自分を客観的に見ることが苦手という特性が大きく影響していると思います。)

 

こうやって自分について考える時間がたくさんあったから

 

アスペルガーだと認めることが出来たような気がします。

 

 

 

理由その3

 

「静かな田舎に住んでいる」

 

けっこうな田舎の、さらに少し山の中に住んでいます。

 

しかも移住してきたので、知り合いも少なく、友達付き合いもあまりありません。

 

友達と飲みに行くこともなく、近所付き合いもかなりあっさりしています。

 

つまり、刺激が少なくてかなり脳が休まりやすい状況にあります。

 

以前は、都心部に住んで、それなりに友達付き合いもあったし、仕事もしていたので

 

いきなりアスペルガーと言われても、他に刺激がたくさんあるし、

 

脳に余裕がなくて、そんなにちゃんと考えられなかったかもしれません。

 

 

 

以上の3つが僕があっさりとアスペルガーであると受け入れられた理由として思いつくことです。

 

改めて思うのは、自分では気付いてなかったけど、

いろいろと出来ないことが多い僕(アスペルガー)にとって

普通に働いて、普通にお金を稼いで、普通に友達付き合いをするということが

想像以上に大変なことで、以前は必死で普通になろうとしていたな

ということです。

 

そして、ちょっと変わってはいるけど、普通の範疇にいる人のつもりだったな

と思います。

 

正直に言えば、「脳の働きのいい悪い」でいえば、どちらかといえばいい方だと思っていました。

 

今も、その「普通な人として振る舞いたい」という気持ちはあるのですが

昔に比べるとずいぶんと諦めたというか、無理しなくなったと思います。

(それは多分に妻の影響が大きいです。)

 

そもそも、普通というもの自体、自分が作り出した幻想なんでしょうが。。。

 

普通であろう、あろうと無意識に必死に頑張っていて、

そのことに気づかずに、自分は普通だ、いや普通よりもいいくらいだ

と思ってしまっていたあのころだったら

とても「自分はアスペルガーだ」とは受け入れられなかった気がします。

 

 

 

今回も、分かりづらく、まとまりのない話になってしまいました。

 

しかも、ほとんどの方にとっては「だからなんなの?」 という話かもですが、、

 

アスペルガーの方や、ご家族、関わりのある方が少しでも気持ち良く暮らすための参考になったらうれしいです^^
 

もし、読んで不快な気持ちになった方がいたらごめんなさい。

素人の独り言ということで流してもらえたらうれしいです。

こんにちは カズです。

 

最後に記事を更新してから、3年間ちかく経ってしまいました。

 

何回か記事を更新しようと思い立って、下書きを少し書いたことはあったのですが、

そのままになっていました。

 

今回は、先日「近況は?」とコメントしてくれた方がいらっしゃったので

久々に書いてみようと思います。

 

久々に文章を書くので、過去の記事と比べて雰囲気が違ってしまっていたらすいません。

 

たぶん、違ってます(汗)
 

=======================

今から1年ちょっと前

 

2017年の3月ごろ、大きな病院に発達障害の診断を受けに行きました。

 

妻から「病院に診断を受けに行ってほしい」と何度も言われていたのですが

僕は行こうと思えませんでした。

 

診断を受けても何も変わらない  

 

というのが当時の僕の考えでした。

 

 

その考えから、僕は診断が可能な病院が地域ににあるかどうか 

 

それさえ調べていませんでした。

 

 

でもそのころの妻は夫婦喧嘩のたびに、

 

「病院に行って診断受けて!」と言うようになっていました。

 

 

言われるたびに僕は

 

「病院に行って診断を受けても何も変わらないよ!」

 

と言っていました。

 

 

僕と妻の間で何かがすれ違っていました。

 

どうすれ違っているかというと

 

妻は、自分(妻)の感情を大事にしてほしいと要求していたのですが

 

僕は、妻の感情ではなく自分の中の理屈を大事にしていたのです。

 

 

ある意味で、アスペルガーの僕と一緒にいて

 

妻が一番悲しく感じる原因がここにあるのだと思います。

 

このことを本当に申し訳ないと思う時があります。

 

 

多くの(定型発達の)人は、人とコミュニケーションをとるときに

 

相手の感情(表情や声のトーン)を見ながら、相手が不快にならないようにすると思います。

 

僕(アスペルガー)はこれがとても苦手です。

 

 

(このことは過去の記事

 

妻に透明人間になったと感じさせてしまう僕(アスペルガー)

 

に書いているので、よかったら見てみてください)

 

 

でも、過去の記事を書いたころに比べると、少しづつですが感情というものを

 

意識することが出来てきていました。

 

ただ、ここでまだまだ大きな壁がありました。

 

それが

 

相手の感情よりも理屈が大事!

 

ということです。

 

そもそも 感情を大事にしていない(見えてない)ので当たり前なのですが。。

 

 

では何を大事(行動原理)にしている(つもりな)のかというと

 

自分の中で作った 理屈 を大事にしているのです。

 

 

 

深いところでは、自分の感情を元にした理屈なのですが、

 

自分の感情がよく分かっていない(意識が向いていない)ので、

 

理屈だけが意識に上ってきます。

 

 

妻からすると 自分(妻)の感情よりも 

 

僕の(感情が伴ってない)理屈ほうを大事されていることが

 

とても辛く感じてしまうということでした。

 

 

これが喧嘩の時にいつも起きるのですが、

 

喧嘩の瞬間は僕はそのことがよく分からないのです。

 

本当に申し訳ないです。

 

 

ここまで、理解していただけたでしょうか?

 

なんかうまく表現できてなかったらごめんなさい。

 

 

この時、僕の中で新しいことが起きました。

 

僕は普段の喧嘩の後などに妻の感情について考えることを意識していたからか

 

自分の感情にも少しづつ意識が向いてきていたのです。

 

だからからなのか、僕は

 

「病院に行っても意味はない」

 

という理屈(考え)の元になっている、自分の感情について意識が向きました。

 

そして「ああ、僕はあまり病院に行きたくないんだな」

 

と気付きました。

 

「行くのは嫌だ」という感情があるなと気付いたのです。

 

 

そうなってみると 

 

理屈  感情 ではなく

 

感情 対 感情

 

になりました。

 

 

ここで、僕の中で新しい感覚がありました。

 

結局 僕も感情で「病院に行かない」と言ってるだけなんだな。

 

だとしたら、妻の感情と 僕の感情 どっちが大事なんだろう?

 

→どっちも大事だ!

 

という感覚です。

 

 

 

=======================

 

すいません、今回はここまでで、続きはまた次回とさせてください。

 

久々に文章を書いて、疲れてしまいました(汗)

 

でも、3年ぶりに記事が更新できてとてもうれしいです。

 

コメントしていただいた方に感謝です(^^)

 

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました(^ ^)

 

いままでの記事以上に下手な文章だったかもしれません、

 

読んでいて不快な気分になった方がいましたら、ごめんなさいm(_ _)m

 
アスペルガーの方や、ご家族、関わりのある方が少しでも気持ち良く生きるのに参考になったらうれしいです^^

 

こんにちは カズです。

今回は

以前の記事

僕(アスペルガー)は視野が狭い

の続編です。


前回の記事では

・僕(アスペルガー)の視野が狭いこと

・視野が狭いとどんなことが困るのか


・視野を広げる方法

の3点について書きました。



前回の記事を書いた後、ある本を読みました。

 

アスペルガーの人はなぜ生きづらいのか? 大人の発達障害を考える (こころライブラリー)/講談社
¥1,512
Amazon.co.jp

です。

この本の中で、アスペルガーの大きな特性として

「シングルフォーカス特性」

があるのではないかと言われています。

具体的には、

注意、興味、関心を向けられる対象が、1度に1つと限られている

ということだそうです。


これ、僕はすごく納得できました。


詳しく知りたい方は本を見てほしいのですが、

このシングルフォーカス特性を理解すると

自分のいろいろな特性の説明がつく気がします。


その1つが、視野が狭いということです。


僕自身の体験から理解すると

僕は、多くのものを同時に処理することが出来ないです。

それは、見るということについても当てはまります。


多くのものを、同時に見てしまうと、疲れるというか、

キャパオーバーになってしまう感じです。



普通(定型)の人は、全体を見ながらうす~く意識を広げて

視界に入っているものの中から、必要なものに注意を向けることが

できると思うのですが(本によるそうらしいのですが)


僕(アスペルガー)は、これがうまく出来ないために

1つのものに焦点を合わせて、意識をそこだけに向けることで

落ち着くという感じです。


見えるもの、視野に入るものだけ考えても、1つに絞りたいくらいなので

見えないところ、見ていないところ、

そもそも見えないもの(例えば時間)なんかには

全然意識が向いていないということです。


なので、例えば前回の記事でも書いたのですが、

自動車でバックするとか、

どこを見ていいのか分からずにパニックになっていました。

だって、ハンドルも見たいし、サイドミラーも見たいし、後ろも見たいし

アクセルの踏み具合にも意識を向けないといけないし

と、シングルフォーカスでは到底出来ないんです。


運転のようなものは僕の体験から言うと、

必要に迫られれば「慣れ」というものが働いて

出来るようになっていくみたいなんですが、

普通の人に比べたらかなり遅いと思いますし、

必要がなかったり、諦めたりしてやらない人は

「慣れ」が働かないので、出来ないままかもしれません。


運転に関して僕は「慣れ」と「視野を広くすることを意識する」

ことで、ずいぶんと楽になってきました。



一般的な男性と比べたら全然上手ではないと思いますし、

一般的な人よりも疲れてしまっていると思います。

(ちなみに、妻のほうが運転は上手いですし、疲れも少ないようです)



最後に、僕の個人的な考えですが、

視野を広げて、意識を薄く広げる練習をすると

物理的な視野が広がって

人混みを歩くのが楽になったり

運転が楽になったりするだけではなくて

物事の見方という意味での視野も広くなる気がします。



一般的には、たくさんの知識を持っていたり、たくさんの体験をすることで

視野が広くなると理解されていると思うのですが

確かに視点は増えるのかもしれませんが、

いろんな視点を持てるということと

複数の視点を同時に処理するということは別な気がします。


そして、複数の視点を同時に処理することが出来て初めて

視野が広いと言えると思うんです。


物理的にも物事の見方的にも視野の狭い僕が言っても

全然説得力はないですが(汗)



でも、視野が狭い僕だから気づくこともあると思うんです。

複数の視点を同時に処理する

例えば、自分のやりたいことと、妻の感情を同時に処理して

自分の行動を決めるとか (これが苦手なんですが。。)

まさに、視野が広いの最小単位であり、すごく重要な能力だと思います。


なんだか、また分かりにくいことを書いてしまっていたらごめんなさい(^.^;


僕なりの物理的な視野の広げ方については

前回の記事

僕(アスペルガー)は視野が狭い

に書いてあるので、興味がある方は見てみてください。


あくまでも素人意見ですが、

僕の体験に基いているので、

それなりに参考になると思います。



ではでは 読んでいただいてありがとうございました(^ ^)

 
アスペルガーの方や、ご家族、関わりのある方が少しでも気持ち良く暮らすための参考になったらうれしいです^^


関連記事↓


僕(アスペルガー)は視野が狭い


 

 

 

こんにちは カズです。先日 妻と二人で大阪で行われた


服巻(はらまき)智子さん講演会 

サボテンとバラ~発達障がいをもつ人、そばに居る人、
それぞれの生きづらさを理解する~


に行ってきました。


この講演会は、妻が見つけてくれました。

服巻さんは、数年前にNHKのプロフェッショナルにも出ている

発達障害、自閉症スペクトラム(アスペルガーが含まれる概念)の専門家の方です。


僕はアスペルガーに関する催しに行ったのは今回が初めてでした。


行く前は正直なところあまり期待していませんでした。


この講演会は、アスペルガーのパートナー向けに開催されたものだったので、
自分にはあまり役に立たないかなと思っていました。


でも、行ってよかったです。


服巻先生は、アスペルガーに関わって37年だそうで、当事者の僕からみても

アスペルガーのことを深く理解していると感じる方でした。

実際、とても幅広く深く理解しているんだと思います。



先生はアスペルガーのパートナー向けにお話されていましたが、

先生がアスペルガーの様々な特徴、特性を説明してくれる時

僕はアスペルガーに対する受容というか、許しを感じました。


先生のお話を聞いていて、僕は時折泣きそうになりました。


なぜ泣きそうになったのかというと

「ああ、許してもらえているんだな」と感じたからです。


自分がアスペルガーと気付いた後(診断は受けてないので正式ではないですが)

自分が子供のころから、いろいろと出来ないことが多かったこと

父親から、僕が人の嫌がることを言うことでよく怒られていたことを

思い出していたんですが、

とにかく否定されている(と感じる)ことが多かったんです。

そして、無意識に自分のことを駄目だな~と思っていました。


でも、そう思いたくないから強がって生きてきたと思います。

最近、そのことにようやく気づいていました。



でも、服巻先生は、アスペルガーが出来ない多くのことを

許してくれていました。


この感じってうまく表現できないのですが、

一生出来ないままでいい という意味での許しでもなく

でも、出来ないから駄目だという評価もしていない感じです。


これは、もちろんアスペルガーのパートナーに求めることではないです。

僕は、ついつい妻にこの許しを求めてしまっていましたが、最近は

それはおかしなことだと気付きました。

妻から何度も言われていたのですが、

妻は母親ではないんですよね。


敢えていえば、先生の姿勢は母親の愛に近いのかもしれません。


ただ、僕の場合は、恐らく母親がアスペルガーの特性があります。

なので、いわゆる一般的な母の愛、無条件の受容や許しの感覚をあまり

感じませんでした。

(一般的なものなんてないのかもしれませんが。。)


母親のことが嫌いとかはまったくなくて、もちろん好きですし、感謝しています。

でも、服巻先生から受けた無条件の優しさのようなものは感じた記憶がないです。


そして、父親からはよく「お前は駄目だ」と言われてきました。


なので、僕は自分のことを 心の深いところでは許せていなかったんです。

親の評価って心の深いところにズブブってめり込んでるんですよね。

それが自分の自分に対する評価になっていたんだと思います。


これって辛いです。


でも、初めて、アスペルガーの(一般的に)駄目なところ、特性を

理解した上で許してくれていると感じる人に出会えて、

僕の心に何か温かいものが流れた気がしました。


先生が言っていたことで、一番記憶に残ったのは

「アスペルガーの人は安心できる環境で成長する」

というお話でした。


アスペルガーの人が苦手な

非言語のコミュニケーションや

一般的にいうところの、「優しさ表現」のようなものは

安心できる環境でしか育まれないということでした。


非言語コミュニケーションと優しさ、

それこそまさに妻が僕に求めていることですし

僕もなんとかしたいと思っていることです。


じゃあ、安心できる環境ってどんな環境でしょう。


僕が先生の話から理解した「安心できる環境」とは

許されている環境

理解されている環境 です。


思えば、僕は心のどこかでそんな環境を求めていました。


深いところでは、両親は許してくれているし、理解もしてくれているんでしょうが、

子供のころの記憶が、そう感じさせてくれません。



なので、僕はそんな環境を妻に求めていました。

でもそれは、無理な話ですよね。

そもそも僕自身が自分を許してないし、

そもそも何を許してもらいたいのかも知りませんでした。。

全てを許してもらいたいと思っていたのかもしれません。


自分が自分を許すことでしか、安心できる環境には行けないのだと気づきました。

そして、アスペルガーを知ってから、自分のどこが定型発達の人とは違っていて

自分は何が出来ないのかを少しづつ知ってきました。


でも、許し方がわからなかったんです。

自分が許されていると感じた経験がなかったからだと思います。

でも、服巻先生の態度というか雰囲気から、

無条件の許しのような感覚を感じて

自分の中で”許し”の感覚が少し分かった気がしました。


これって、言葉では表現できない感じです。

せめて、動画、理想的にはやっぱり直接会って感じないと伝わらないものだと思います。


生まれて初めて、自分(アスペルガー)の駄目なところを許すことが出来そうです。


自分が自分を許すことで、安心できる環境ができて

成長できるという流れになったらうれしいです。



服巻先生ありがとうございました! 

そして、この講演会に誘ってくれた妻に感謝です(^o^)


妻も行ってよかったと言っていました。

専門家が我が家の状態を客観的に説明してくれた、認めてくれたことが

嬉しかったそうです。

やっぱり、第三者の専門家から話を聞くって大事ですね。


アスペルガー本人の方も

アスペルガーのパートナーの方も

もし、機会があったら服巻先生のお話を聞いてみてください(*^^*)

いきなり何かが変わるわけではありませんが、

心が少し軽くなるかもしれません。



読んでいただいてありがとうございました(^ ^)

 
アスペルガーの方や、ご家族、関わりのある方が少しでも気持ち良く暮らすための参考になったらうれしいです^^



 

 

 

こんにちは カズです。

今日は連投してます(*^^*)


今回は、

僕がこのブログを書く理由と書いてよかったこと

について書きたいと思います。



僕は昨年2014年の秋に全8回にわたって東京で行われた、


健康や心理学などについて勉強する講座に参加しました。


参加動機は、単純に「面白そう!」だったからなのですが、

その講座に参加してから

本当の意味でお金や社会から自由になるとはどういうことだろう?

と考えはじめました。


僕は6年前に会社を辞めて、

田舎でのんびりと畑や田んぼをやりながら自由に暮らしていましたが、


まだ

”お金”

”自分の中の社会の常識”

というものから自由になれていないのを感じていました。



そんな僕から見て、その講座を主催して講師をしていた人は、

お金からも社会からも自由に生きているように感じたし、


自分もあんな風に自由に生きてみたいと思いました。


(参考に講師の二人が講座の説明をしている15分程のyoutube動画です)
  http://youtu.be/xmmi36hBd-I



その後、僕が自由になるためにとった行動の1つがこのブログを書いて

自分の本心や人に伝えたいことをアウトプットすることでした。



講座の講師の方が、ブログを書いていて、本心を正直に発信していました。

僕もそのブログの読者だったので真似してみた感じです。



まずは自分が言いたいことを、そのまま発信することで

ただ心の中で思っているだけの時よりも、自由になれると思ったんです。 



自分がアスペルガー症候群だった(診断は受けてませんが)という気付きは

衝撃的でしたが、衝撃的な分だけ、いろいろなことを考えたし

いろいろ本やネットを見て勉強したし

奥さんとのコミュニケーションのズレのことや、

そのズレと向き合う中で気付いたことなど

人に伝えたい、シェアしたいと思うことがいろいろ出てきました。



でも、リアルに人に話すには勇気がいります。

話す相手が聞きたいかどうかもわかりません。

言いたいことを、ストレートにそのまま話すと、けっこう恥ずかしい気もしました。

そこで、思いついたのがブログに書くことでした。



ブログに正直に書くことで、自分でもいろいろなことに気づきました。


もしかしたら、誰も読まないかもしれないのがブログというものですが、

書いていると、どんどん誰かに伝えたいことが浮かんできます。


うまく、文章化できなくて、ボツになっている話もいろいろありますが(^.^;


そして、自分が思っていることをそのまま発信するって

すごく自由な気持ちになるということを体感しました(^o^)



表面的な当たり障りのない話ではなくて、

自分の本当の気持ち



否定されたくない

肯定されたい

妻と仲良くしたい

無理せず、楽に生きていきたい


そんな本当の気持ちを文章にすることで

ただ心の奥で思っていた時よりも、すごく素直に自由な気持ちになれたんです。


特にアスペルガーのような、悩みに繋がることって

表現するとすっきりしますね\(^o^)/


「自分て、こんなこと感じていたんだ!」

って改めて気付いたりもしました。



ブログに書いてすっきりしたり

ブログに「こうします」って宣言したことで実行できた効果もあって

ブログのお陰で妻とのコミュニケーションがよくなっている気もします。




アスペルガーの人が、”暮らし”や”人とのコミュニケーション”を気持ちよく

変化させていくのに、ブログを書くっていいのかもしれないです。



そして、その発信に反応してくれてコメントしてくれる方がいたのも

とてもうれしかったです。 ありがとうございます!



本当は実名で発信すれば、もっと自由な気持ちになるのかもしれませんが、

自分の名前で検索したときにこのブログが表示されるのはさすがに勇気がいりますね(汗

妻のことも書いてるし、その勇気はまだありません。




あと、お金からの自由についても、その講座を受講したことで

お金への思い込み(ブロック)が外れてきて

徐々に自由になってきています。


そのことも、またどこかで発信できたらなと思っています。

お金も、夫婦のコミュニケーションと切っても切れない関係ですからね(汗;


ふと、このブログを書き始めた理由について書いてみたくなったので

1記事にしてみました(^o^)







余談ですが、以下のリンクにあるメルマガに登録すると、僕が受けた講座の講師の方の対談が

無料で見られるので、シェアしますね。

講座のメルマガ登録ページ



健康や心理学、脳科学、宇宙、瞑想、断食などについて、いくつかの対談を見ることができます。

メルマガの1通目にあるリンクから、一通りの対談動画が見られるようになっているので

登録すれば、その日のうちに見ることができます。


僕が自由に生きてるなと感じた方の雰囲気を見てみたい人や、

健康や心理学、脳科学、宇宙、瞑想、断食などについて興味がある人に

オススメです(^o^)


このメルマガは僕が受けた講座がオンラインの通信講座になったので、その宣伝用に配信されているものなんですが、

メルマガ購読するだけなら無料なので、もし興味があったら見てみてください。

内容がマニアックなので単純に新しい情報を知ってワクワクしたい方にも面白いと思います。

実はメルマガの何通目かの動画で、僕も参加者の1人として登場しています(^.^;




読んでいただいてありがとうございました(^ ^)

 
アスペルガーの方や、ご家族、関わりのある方が少しでも気持ち良く暮らすための参考になったらうれしいです^^