依頼者:N氏
病 名:脊髄性筋委縮症
1. 脊髄性筋萎縮症とは(難病情報センターHPより抜粋)
脊髄性筋萎縮症(spinal muscular atrophy: SMA)とは、脊髄の運動神経細胞(脊髄前角細胞)の病変によって起こる神経原性の筋萎縮症で、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と同じ運動ニューロン病の範疇に入る病気です。体幹や四肢の筋力低下、筋萎縮を進行性に示します。
小児期に発症するⅠ型:重症型(別名:ウェルドニッヒ・ホフマンWerdnig-Hoffmann病)、Ⅱ型:中間型(別名:デュボビッツDubowitz病)、Ⅲ型:軽症型(別名:クーゲルベルグ・ウェランダーKugelberg-Welander病)と、成人期に発症するⅣ型に分類されます。
全ての型で筋力低下と筋萎縮を示し、深部腱反射の減弱・消失が見られます
Ⅲ型では立ったり歩いたりできていたのに、転びやすい、歩けない、立てないという症状がでてきます。次第に、上肢の挙上も困難になります。発症は幼児期、小児期です。小児期以前の発症では側彎が生じます。
Ⅳ型は成人発症です。側彎は見られませんが、発症年齢が遅いほど進行のスピードは緩やかです。下位運動ニューロンのみの障害であり、筋萎縮性側索硬化症(ALS)が上位ニューロンも障害されるのと比較されます。
内 容:4年後のパラリンピックを目指して、トレーニングとメンテナンスを含めたサポート
彼は、5年前ここ鳥取へIターンしてきた学校の先生
結構メディアにも取り上げられていらっしゃるので、「もしかして~?!」と、ご存知の方もあるかもしれない。
両下肢と左上肢に麻痺が出ている
出会った当時は、車の後ろまで伝い歩きし、車椅子を出し入れされていた。
右上肢は、たぶん健常の方の何倍も強く鍛え上げられている。
本人いわく『鉄人になりたい』と・・・
その言葉通り、いろんなことにチャレンジされている。
水泳(自分のチームがある)
ハンドサイクル(下校児童の見守りに)
ウエイトトレーニング(毎週ジム通い)
円盤投げ(マイ円盤があるらしい)
卓球(マイラケット持ってる)
などなど、さまざまな大会にも出場されている。
今は、アーチェリーに没頭中
彼の希望をどこまで叶えられるだろう
やってみなくちゃ分からない
トレーニングで不可能を可能にしてきている彼の両足は
かなりの筋肉が付いている
そして動かないはずの左上腕も筋肉がつき始めている。
後は、それをどう繋げるか
そして、どうメンテナンスしていくかで
今後の動きが変わってくるのかと思うと
ワクワクする
人間の可能性は無限です。
【想像】し【創造】する
こんな楽しいことはありません。
一緒にその場に立ち会わせていただくことに
感謝です。
よろしくお願いします。