いつも気づきをいただく、先日の心理カウンセラー『衛藤信之』先生のブログ
長い空からの旅を終え、いろんな水の仲間に影響されて、大きく結晶の枝を伸ばし、最後、雪の結晶は、どれ一つとして同じ形はないという。
落ちてゆく中、それぞれの出会いと空の天候に左右されて、最後には自分らしく大地に着地する。
舞い降りる雪にはたくさんの人生がある…ここの雪も、あそこに降る雪にも…涙のように…
雪の結晶を研究した学者が、雪は「天から送られた手紙である」と言った。
人生を生きていると、人のイヤなところを見すぎて、人を信じることが出来なくなることがあります。
誰に対しても近づき過ぎるのが、怖くて「人なんて…」と、心が完全に冷え切ってしまう瞬間があります。
そんな時に雪は静かに教えてくれます。
君が急がなくても、旅は終わるのだと… そして、誰もが自分らしい結果を出して、そして最後には大地に安らかに憩うのだと。
そして、それは蒸発して天に上げられ、また新たな旅が始まる…
ひと時、泣きはらしたら、冷え切った心を、美しい結晶にしてしまえばいい。
一握りの雪の中にも数えきれない雪のドラマがあり、その雪のドラマたちが降り積もってクスんだ街を、一晩で白い世界に変えてゆく。
自然は、たくさんの雪の仲間とスクラムを組んで、真っ白な世界へと街を塗り替えてしまう。
雪は「天からの応援団」
そう、彼らは言う。また一から白紙で出直せるのだ?
さぁ、真っ白なキャンパスに心をリセットし直すのか、不信のシミを残したままリスタートするかで、人生は変わってくるはず。
雪は静かに耳もとでささやく、清らかな心で歩みなさいと…
今日の雪は、いつもと違う雪に見えました。
そして今日は、良い休日でした
