はじめの一歩

3月11日に発生した東北関東大震災において、亡くなられた皆様へのお悔やみと
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
【 AS Dream(アズ ドリーム) 】
~東北関東大震災 障害者スポーツ施設への支援活動~
東北関東大震災への義援金募金にご協力ください。
多機能型施設のスポーツ支援の今日は、
一人ずつ自分の体に関心を持ってもらうよう
話をしながら体を動かしてみました。
自称18歳のI君(本当は38だとか・・・)は、知的発達障害、自閉症
49だったかなぁ・・・と自信なげに年齢を告げるY美さんは脳性麻痺の車椅子使用
60代突入のY根さんも脳性麻痺、電動車椅子使用
63歳のY下さんは、歩行器使用の両下肢麻痺
4名様
Y下さんが、先日の血液検査で「コレステロール」が高かったらしく
「コレステロールを押さえる運動はないものか?????」
と、相談されました。
みなさんにやってもらったのは、
「呼吸法」
呼吸の仕方一つで、代謝が良くなっていきます。
激しい運動をしなくても
機械を使ったトレーニングをしなくても
とっても簡単でしんどくない
誰にでも出来ること
麻痺のために、内臓を動かす筋力が弱く代謝が悪くなったり
合併症の様々な症状がでたり、
個々で病状や機能が違います。
同じ脳性麻痺でも、Y美さんとY根さんの症状は
体型も、反応も、機能も全く違います。
運動機能がいいはずのI君は、他の麻痺の方と同じ事が
全く出来なかったりします。
メンタルヘルス協会 衛藤先生のブログに
「変わり者には病名を」
http://ameblo.jp/n-etoh/entry-10940014875.html
インディアンの人々は個性を大切にする。
自然も多様性があるように人もそれぞれ違っていて当たり前なのだと••••
でも文明社会では、その個性にいろんな名前がつく。
老人性の痴ホウ、同性愛、自閉症、学習障害などなど。
普通が正常で、少し平均から逸脱すると、病気になるなら、
この世界は何の変化もない、退屈きわまりない社会が良いことになる。
~この個性を病気としてしまう。
文明社会では「皆と一緒」「普通」ということが求められる。
病名をつけると
何かと便利なこともあるかもしれない
管理したり、統計を取ったり・・・
個々の症状や病名を知っておく事は必要であるが、
一人ずつ顔も、声も違うように
体の動きも違うのだから
十把一絡げではなく、病名にとらわれず一人ずつを見ていくこと
それが「プロ」の仕事だと思っています。
みんな違ってみんないい
金子みすずさんの詩にもありますね。
自分を理解することも大切なこと
スポーツを通して、みなさんに伝えていきたいと思います。