以下は、車椅子テニスプレーヤー「国枝慎吾」さんのコーチとして有名な、丸山コーチのブログです。
指導者として大切なものをいつも教えて頂いています。
子どもを持つ親として、人生の先輩として、そして、これからはじめようとしている“アダプテッドスポーツ「ぼくたちのコミューン」”の指導者として、もう一度原点に返ってみたいと思います。
http://www.tennis-navi.jp/blog/hiromichi_maruyama//021254.php
<コーチとして>
ある大会で、試合観戦中にどこからともなく聞こえてきた会話です。
「おい!何も考えないでやってこいよ!がんばれ!・・・」
久々に聞いた遠い昔のアドバイスのような気がします。
コーチとしては、「ゲームはどのようにプレイされたのか?」また、プレイヤー自身は「勝とうとする努力」が重要なポイントとして、競争の本質としてあると思います。
「何も考えるな!」というアドバイスだとしたら、コーチとしては何を観点に判断をするのでしょうか?
小生の判断は、コーチとしての怠慢以外のなにものでもない問題がそこにあると思います。
プレイヤーの判断に対して、プレイヤーの判断を否定するのではなく、他にもこのようなやり方があったなどの、引き出しの数を増やしてあげるための具体例を示すことが、最も大切なことと思います。
「何も考えるな!」というアドバイスが聞かれなくなった時に、日本のテニス界が世界のテニス界に追いつくその日となることは、間違いないと思っています。
<食育>キャンプ中のコーチ達の眼は、特に食事の時に鋭くなります!
強い選手になるために、何が大切なのか?
練習をするだけでは強くなれません!試合での経験だけでは強くなれません!
ジュニアプログラムの中で、常に「基本」という問題を選手達に伝え、
「ベーシック」=「テクニック」
という考え方を明言しています。
最も根本的な問題としては「食事」です。これを見れば全てが分かります。
過去の指導してきた選手を思い起こせば、食べる事がしっかりできていた選手で、タイトルを逃した選手はいないほど良く食べていました。
また、食事のバランスも良い選手が多いです。
「いかに、丈夫で強い身体を作ることができるか?」
勝負で勝つための土台を、食べることから考え直す必要があると思います。
特に、日本人は・・・・
先ずは、最も大切となる基本・・・それは、「食べること!」
これが出来なければ、大きな夢も、夢半ばで終わってしまう可能性は非常に高いと思います。
食べましょう!