全国障害者スポーツ大会は、1965年から身体障害のある人々を対象に行われてきた「全国身体障害者スポーツ大会」と、1992年から知的障害のある人々を対象に行われてきた「全国知的障害者スポーツ大会」を統合した大会として、2001年から国民体育大会終了後に、同じ開催地で行われている。
大会の目的は、パラリンピックなどの競技スポーツとは異なり、障害のある人々の社会参加の推進や、国民の障害のある人々に対する理解を深めることにある。 ((財)日本障害者スポーツ協会HPより)
今年は、「第10回全国障害者スポーツ大会ゆめ半島千葉大会」 千葉県で開催されます。
鳥取県からは選手18名、役員18名 計38名が参加します。
5月に予選会を開催し、選手を選考しました。
健常者の国体との違いは、記録がすべてではないということ。
身体障害者 8名、知的障害者10名が、陸上、水泳、アーチェリー、卓球、フライングディスク、ボウリングの6競技に出場し、競ってきます。
中には、大会出場が初めての養護学校の生徒さん、二年連続出場の選手、様々な競技をされている中で、もっとも得意とする競技に出場できたおじさま。
様々な想いを胸に、今週結団式が行われる予定です。
障害者のスポーツ振興で著名な大阪市障害者福祉・スポーツ協会次長、NPO法人ASSC(アダプテッドスポーツ・サポートセンター)の理事長でもある髙橋先生のブログ http://ameblo.jp/11158829/ でもおっしゃっていますが、
最初は、「一生に一回」をうたい文句に、身体障害者のリハビリテーションの成果を競う大会として、参加することに意義があり、障害者の社会参加に寄与する大会として歴史を重ねてきました。
鳥取県だけでなく、地方の県では競技者の減少が深刻になってきており、数年前は、この「一生に一回」となると、選手がいない状況がありました。
そして、時代の流れに沿って選考基準を変え、参加にあたっての間口が広がり、年々選手選考の予選会は、人数を増してきました。
様々な競技の県内大会等開催されていない鳥取県では、この全国大会という大舞台が、初めての大会経験となり、不安もいっぱいかとは思いますが、経験豊富な障害者スポーツ指導員が役員として活躍できるようになり、鳥取県選手団の活躍も期待できそうです。
少ない人数ですが、どうぞ力一杯全国で暴れてきてほしいですね。
鳥取県選手団にエールを送りますFight
そして、
障害者スポーツ指導員、がんばってきてください。