先日、国立文楽劇場へ恒例の「国立劇場伝統芸能伝承者養成所歌舞伎俳優既成者研修発表会 第34回上方歌舞伎会」を観に行きました
国立文楽劇場は開場40周年らしいです!
今年の演目は「荒れねずみ」と「封印切」!
荒れねずみは知らない演目です。
ねずみ役なのに紋付袴で演じるといった、一風変わった演目でした
ねずみ達7匹が人間の寝静まった後に現れて家の中を好き勝手に暴れます
座った状態ですすっと動いている時、千壽さんが袴の裾を踏んだみたいで、ばたっと転けてしまったけど、すかさず起き上がって演技を続けてました
私、前の方の席だったので、千壽さんの耳が真っ赤になっているのが見えて、顔には出していないけど動揺してるんだろうな思って見ていると扇子を落としたので、はらはらしました
でもやはりプロですね、演出だったのかなと思う位に自然に何事もなかったように演じてました
初めて観たけど面白い演目でした
そして愛三朗さんはすっかり大人になって、見る度にイケメン化してますね〜
封印切では、梅川を吉太朗さん、忠兵衛を翫政さんが演じてました
吉太郎さんの女形は声も魅力だと思います
3年暗い前に吉太郎さんの地元でもある岸和田市の浪切ホールで「歌舞伎のいろは」をされたのを観に行った時の供奴も良かった記憶が!
応援している役者さんの一人です
松四朗さんの八右衛門の嫌な奴加減も良かった〜
楽しめました〜
文楽劇場1階の展示室の「なまずと最遊記」の展示も見てきました!
ここの展示も毎回結構楽しみ
関西で歌舞伎公演がもっと増えたらいいなと思います
それではまた