それは手術一ヶ月くらい前のことでした




病院へ行き


いつもはO先生で呼ばれるんですが


今日は一番若いT先生に呼ばれました!?




なんでかな~


と思いながらT先生のお話を聞くと


私が手術をしますっと言っています??




ん~若いけど意外と年はいっているのかしら?


それとも良性腫瘍だから新米の先生をつけられたのかしら?


てっきりベテランの先生がしてくれると思っていたのに・・・




どうしよう叫び


先生、間違えて顔面神経切っちゃったりしないよね~




色んな不安がこみ上げてきました




しかしT医師は


私の目をまっすぐ見てお話してくる素敵な先生で


T医師の話を聞いているうちに安心してきました




手術後の凹みについても筋肉を移動したり時間がたてば脂肪がついてきて


目だ立たなくなるので凹みは気にしなくていいよ


それと切開部分も前の手術痕を取って


その部分を縫合するから傷痕も今と変わらない感じになるよニコニコ


あとは麻痺だけど耳下腺全的は一過性の麻痺はどうしても出てしまう事は多い


でも時間が経過すれば治るものが殆ど


それと手術中に腫瘍が顔面神経に癒着していたりした場合は


顔面神経再建と言う方法も出てくるから


また手術前に説明しますという事で帰宅






やっぱりどうしても再手術は初回手術時とは違い嫌なことをいっぱい言われるけど


T医師は若いけどきちんと説明してくれたし


私の事を考えて事前に傷目立たない方法や筋肉の移動などしっかり考えてくれていたことや


何より私をまっすぐ見て一生懸命話をしてくれて


きっと手術も精一杯取り組んでくれると思えました

色んな人の話を聞いたりブログを拝見して


私が思ったことは

多発性に再発した人は再発を繰り返すことと

初回手術の大切さですあせる


私の場合

1度目の再発をした今のところは

初回腫瘍が50mmくらいのものだったせいと

手術が終わって先生が持ってきた腫瘍は耳下腺がついてなかったので核切除だったせいと思っていますガーン

これが原因で再発したのであれば

耳下腺全摘をすれば次の再発はまずないのではないかと思いました!!


あとは凹みについては顔面麻痺になるよりマシだと自分を納得させて合格



でも再発さんのお話を聞いて

私にはもうひとつの選択法がありました

耳下腺全摘出ではなく腫瘍の核切除を繰り返し→10年後20年後の耳下腺全摘→これでも再発したら拡大耳下腺切除すること

でもこれでは再発の確立は高いし

再発しないかもしれないし・・


でも耳下腺全摘をして

再発しないのであれば

あと1回の手術で何もかも終わる


でもこれで再発したら

次手術で顔面神経ごと摘出で私の顔面神経麻痺になるのが早くなる

う~ん

でもなぁ~

全摘して再発したとしてもそれば数年後かは決まったわけではなし

30年後とかに再発するのかもしれないからなダウン


それに何より悪性になったら他に選択法はなく顔面神経ごと持って行かれて

リンパなどに転移して命がなくなる場合もあるし

耳下腺腫瘍はまず放射線治療が効果がないといわれているから


良性の打ちに片付けるしかない

悪性になって後悔なんて出来ないしDASH!



やっぱり総合的に見ても

耳下腺全摘が無難ではあるひらめき電球

耳下腺腫瘍でインターネットで知り合った方は数名います

基本的には再発患者さんからお話を聞きました

とても衝撃的な経過で私もいずれはこうなるのかと辛い思いもしましたかお


①男性 1度目の手術が10歳

*この方の経過はとても興味深いものでした

1度目の手術で外科医が多形腺腫という腫瘍の特徴を知らずに膜を破ってしまい再発を高確率で繰り返しているという事でしたあせる

彼は医者から顔面神経ごと拡大耳下腺摘出をしないと再発してしまうこと悪性になってしまう事もあることを理解して上で

経過観察→大きくなった腫瘍のみ摘出→経過観察→腫瘍が1cmになったところで摘出

を繰り返しているようで18年で4回の手術をして現在も数ミリの腫瘍があるということでした。

彼の不安は

同じ部位からの手術が癒着でだんだん難しくなっていること

腫瘍がいつか悪性になるんじゃないかと言う不安があるそうですしょぼん

でも彼は「現在の顔面神経再生術は優れているし、いつか医療が進んで他に治療法が出来るかもしれない。あまり悲観的にならないほうがいいですよ」と私を励ましてくれました。

すばらしい方ですひらめき電球


②女性 1度目の手術は30代前半

彼女も複数個再発されていて1度目の手術から5年後再手術このときに一過性の麻痺が出て辛かったと言うお話で現在も複数個再発されているということでした。主治医には次は顔面神経麻痺は覚悟してといわれたそうです。


③女性 1度目の手術は20代後半

現在複数個再発していて手術を悩んでいるとのことでした。


④女性 1度目の手術は20代後半

初回手術後再発して、再発手術時に1つ腫瘍が顔面神経がついていて顔面神経を切断しないと

摘出困難な為1つの腫瘍だけ残しているそうで

顔面麻痺は嫌みたいで残した腫瘍が現在4cm以上あるが経過観察中


⑤女性 1度目の手術は10代後半

*私と同じ年頃で1度目の手術をされていたのと経過がとてもショックで忘れられない方です

彼女は再発した腫瘍を10年くらい放置していて腫瘍のサイズが10センチ以上になっていました。

再発腫瘍を取るには顔面神経ごととらなくてはいけなくて耳は塞がれ皮は移植されたと言う物でした

ネットで拝見したんですが同じ多形腺腫という腫瘍なのに転移が認められたという事です


⑥女性 1度目の手術は10代前半

彼女は再発手術を4回して、4回目の手術時に顔面神経を切断

その後また再発していて

もう顔面麻痺と手術がいやなことから

腫瘍を放置して腫瘍のサイズが10センチ以上になったという事でした

20代後半で一部悪性の疑いがあり、最終的に顔面神経と周辺組織ごと摘出されたと言うもので

幹部の凹みは酷く顔面麻痺も一生治らないと言われたようでした汗汗


色んな方がいらっしゃりますが

私のように2度目の手術で耳下腺全摘をされた方はなかなかいらっしゃらなくて

私も判断にこまりましたが

一ついえるのは初回手術であろうが再発であろうが

腫瘍が小さいうちに摘出が一番リスクが低いと考えられます!!