来年の目標は? と嫁に聞かれて、金を稼ぐ、稼げる資格の受験を頑張る、カネ、カネ、カネ・・・と発言したが、年越しのガキ使を一緒に見るために我が家にきたはずの彼女は22時半にはたったワイン2本とカンパリ2杯とビール2本で昏倒し、想定外にも孤独な年越しとなった。
鼻水を垂らし、キモチワルイとか言う嫁はどうも風邪をひいている気がしたのだが
彼女はそれを否定しつつ、昼までベッド。
私は朝一度起きたが勉強する気にもなれんし並んで昼寝。
夢では、再び津波が来るということを何故か知った自分が
ただ起きた時に逃げろ、ではなく、津波にも耐えられる方舟を建設するという
よくわからないがその時はメチャメチャ崇高だと感じていたプロジェクトに参加。
これが初夢扱いになるのかちょっと気になる2013年。
駅まで寝癖のついた嫁を見送り、今年初の買い物であるトイレ紙を買い、帰宅。
これだけ長く家にいるのもかなり久しぶりなのだが
なついてないと思っていた方の猫が、気づくと私によりそって寝ていた。
なでているうちに、ふと、気づいた。
この猫はずっと、私の事を好きだったのかもしれない。
子猫の頃からかまってちゃん過ぎて、狂ったように私を追い回し
あまりにうるさいので追い払うようになってから、やたらすねた表情をしたり
星飛雄馬のねーちゃんみたいに物陰からばかりこちらを窺っていたり
眉間にしわを寄せ、悲しそうににゃーにゃーとわめき、
ちょっとなでたくらいじゃ嬉しくも何ともねーよみたいな反応をしたり
うちにくる客たち全ての同情を買っていた白猫なのだが
ネガティブ思考の私は、
どうせ私に飼われて不幸だと思っているのだろう
どうせ自分は愛されていないと思っているのだろう
どうせ他の客の方がいいのだろう
たまに甘えにきても、他に人がいないから仕方なく来ているのだろう
などなど、非常に負のバイアスががかかった状態でこの猫を見てきたわけで。
そしてやや被害妄想的で、顔に「どうせ」と書いてあるこの猫は、一部の来客いわく、飼い主の私にそっくりだそうで。
猫でさえこの始末だもんだから、人間なんて増してや、である。
少々の事であれば、ネガティブな受け取りをして、自分の世界から排除してきたわけで
仕事を振られなければ、どうせ仕事もできない人間と思われてるんだろうと思い
仕事を振られれば、どうせ暇人に見えるんだろうと思い。
実際この冬休みのうち、3夜くらいは、来年度の経済的不安でうなされ、不眠で薬を飲んだ。
今の生活がそもそも赤字なのだ。
その不安の強さがネガティブさに拍車をかけているというのも、あるには、あるのだが。
ネガティブ故に、金は身を守る唯一の手段に見えるのだ。
せめて外界の、特に仕事関係の人に対しては、スプーン一杯ほどは、ポジティブになってもいいのかな、と思う年初め。