サブ物語1 | 遊人 World

遊人 World

この世界の物語はフィクション!! 気分で? 音楽・魚・植物等
(トラブル防止の為、二次使用禁止)

なぜ、暗闇の中にいるのだろう? 遊人の元に帰ったはずだが、遊人を感じられない。人使いの荒い遊人に、また何処かに送られたのか?

 

なんだか、眠たい・・・

 

いつの間にか眠ってしまったようだ。明るくなったみたいだが、目を開けても何も見えない。お腹すいたなぁ。

 

ポチョン! と口の中に何か入ったら、眠くなってきた・・・

 

そんな日が、毎日続く。気がつけば、動かなかった腕や足も少しづつ動かせるようになった。

 

しばらくして目が見えるようになって姿を見ると、今回は赤ん坊らしい。

 

遊人よ・・・これは無茶じゃね?

 

前回は眉毛が波のように つながった年寄りだった。可愛い孫3人と数人の仲間とも出会い、とても楽しかった。

 

遊人が困ってる人を助けたい!! という気持ちから俺は生まれたのだが、名前は助人だった。少し安直(あんちょく)かと思う。

 

裏設定の意味も あるのだが・・・

 

楽しい時間も世界が崩壊して終わった。

 

次女はしっかり? していたが、長女と三女は淋しくしていないだろうか? 長女は おっちょこちょいのお子ちゃまで不安だし、三女は飲んだくれているのかも・・・みんな元気にしているのだろうか?

 

そんな事より自分の心配をしなければ ならないのだが、目もロクに見えず、体も動かせない。考える事しか出来ないのである。

 

俺は小さな洞窟らしき場所の台の上に居て、口元に水滴がたまに落ちてくる。この水滴に栄養分があるみたいで、死なないで済んでいる。

 

こらーーーー!! 遊人!!

 

どうせ送るなら、綺麗な おねぇちゃんの乳を吸わせんかーい!!等と言うと、汚いババーが出てきそうで怖いな。

 

しかし、暇だな・・・

 

台の上に置かれ、綺麗な おねぇちゃんの乳を むざぼれない状況ではあるが、水滴が口元に落ちて来るので死ぬ事は無い。体を動かそうと頑張っているが、なかなか動けないので暇である。

 

台の上?

 

まさか、俺は何かの儀式の生贄なのか? このまま魔物に生きたまま、食べられてしまうのだろうか・・・

 

 

つづく