ずっと観たいなぁと思ってた映画があった
たまたま観れる機会があって観れた


「のさりの島」


オレオレ詐欺から始まる物語


面白いなぁと思ったけど


最後は映画に泣かされた


出演者のみなさんのセリフは、心にグサグサと突き刺さり


最後には泣いた


地方の現実を叩きつけられた


都会に住んでたら気がつかないこととか


都会に住んでたら考えもしなかったこととか


目の前に叩きつけられた


きっと都会へ住んでた方が「考えずに済むから楽」って思う


だって何も困ることはないから


人も多い


社会的資源も多い


少なくとも「人がいない」ことはない


いろんな事が詰まった映画


ありがとうって思った


きっとこの映画が「地域おこし協力隊で成功して、地域が活性化しました!!!」なんて映画なら


立腹してたと思う


けど、そうじゃない


そうじゃないから良い


最後の終わり方も好き


全てを完結させていないところが好き


それで良い、それが良い


ただこの日の夜はふと思った


今日の夜も一人で過ごす高齢者がたくさんいるんだろうなぁって


切なくなった


人ってなんだろう
人の繋がりってなんだろう


「地域」ってなんだろう


いろんな「地方の現実」が詰まった映画


都会の人にほど見てほしいって思った


若い人にも見てほしいって思った


みんな「老いた自分」を考えない


考えてほしい


その時に考えても遅いから


動ける若い時に考えてほしい


いつか「孤独」になる前に