先日の話し
知人と熊本市内で夜ご飯をご一緒し
ワイ
「阿蘇は雲海出るかどうか微妙っすね・・・」
知人
「微妙かなぁと・・・」
ワイ
「出たとしても全部飲み込まれて、登山しないと見れないと予測してます」
知人
「阿蘇は難しそうですよね・・・」
こんな会話だった
(ワイ見事に予測外す)
この時期はイマイチつかめない
予測がつかない
難しい
天草にお米を買いに行く予定と、天草で撮りたい天の川があった
天の川を撮ったらかかし祭りの場所を朝日とともに撮りたい
そう計画していたため天草へ
夜間久しぶりに車を走らせる
温泉に入ったあと天草へ向けて出発した
熊本市内を出発したのは22時頃だったかな？？？
久しぶりにこんなに夜遅くに車を走らせる
夜は凄い緊張する
闇い分見えにくい
ゆっくり走った
しかし・・・ある怪奇現象が起こった
これはまた後日話そう
道の駅 有明 リップルランド付近から本渡に向け走っていると霧が発生してきた
本渡市内へ使えば向かうほど霧が凄くてさらに恐怖
目的地に到着したが
まぁ怖い
撮りたい風景を撮ろうとして
スマホのライトを照らしながらピントを合わせる
懐中電灯を持って来れば良かったなぁ・・・
実は「勘」とGoogleマップでこの場所の位置を確認して天の川は撮れると(綺麗に撮れてないから場所は秘密、撮れれば公開)
アプリで確認するといいんだけど
そのアプリが月額が1000円を超える
必要経費ではないためアプリを取得せず勘で・・・
ただ今回は撮ってると霧がどんどん流れてしまい撮れなくなってしまった
そこで考えたのが
倉岳に登ってみようかな
それに夜明け前まで時間もある
倉岳へは明るい時と、夜中に車で登ったことがあるから怖くはない
ただ、天草に着く前の怪奇現象が恐ろしい
「ワイは見えない人だから怖くない」
という呪文(？！)を唱えながら車を運転させ、倉岳へ
相変わらず道幅は狭いし、落ち葉がたっぷりと道に広がっている
クネクネの道、ヘアピンコーナー
いつもよりさらにゆっくり
たまに猫が飛び出してくる
その度に冷や汗が出てくる
もし山頂に人がいたら帰ろう
怖いから帰ろう
車が止まってたら帰ろう
心に決めていたが、幸い誰もいなくて独りぼっち
到着したときには車は 1台も止まってなかった
良かった
街灯はなく真っ暗
スマホのライトで下を照らしながら、三脚とカメラを持って上がって行くとそこには見事な雲海が広がっていた
三脚を置き、セッティング
スマホで鳥居を照らし、真っ暗だから這うようにして三脚の場所へ戻り撮る(懐中電灯を持ってきたらよかったと何度も泣くハメに)
凄い綺麗な写真が撮れる
まさか標高の低い倉岳で雲海を撮ることができるなんて
広角レンズで撮りたかったかな(持ってないけど)
ちなみに天の川はこんなにハッキリは見えません
肉眼では白いもわぁぁぁんとした帯状の物がうっすらと見えるだけです
これが撮れた時は興奮した
凄い興奮した
震えたわ
ただ真っ暗な場所なので女性は1人きりではオススメできない
(現にInstagramのフォロワーさんから "一人で行ったの？！！" と驚きのDMが届いた)
イノシシや鹿など野生動物は基本は逃げていくの
でも・・・「人」は？？
真剣怖い
車の音が遠くから聞こえるたびにハラハラした
アングルを変えるために懐中電灯を持ってこれば良かったと何度も後悔した
ホント真っ暗なので落ちたら怪我するから気をつけて
ただこの真っ暗な条件であることが、こんなにも綺麗な写真が撮れる
肉眼では見れない景色がカメラでは見れる
カメラの良いところかな
こんな夜中に誰も来ない
独占できた
明け方までには消えそうにはない
風がほとんどなかった
空が明るくなってからはさらに凄い景色が待っていた
天草って言われても信じられないほどの雲海
盆地ではない天草なのに雲海が出る？？！
驚きと美しさのあまり手が震える
動画には遠くの雲仙も見える
雲仙からはどんな風に見えていたんだろうか
この時、阿蘇でも凄い完璧な雲海が出ていた
ライブカメラをスクショした写真
南阿蘇も雲海でが出ていたはず
これは凄い
滅多にない綺麗な雲海！！
羨ましくも思いつつ天草の雲海を撮った
相変わらず誰も登ってこない
この景色見てるの自分だけって最高だわ
絶景なんて独り占めしてなんぼだろ
絶景の安売りなんてしたくないけど
これは見てほしいよね
だって盆地じゃない場所に大雲海が現れるなんてそうそうない
その後も誰も登って来ない
これは自分だけの数枚
凄い嬉しい
カメラの技術は下手くそだから、なお嬉しい
ただ雲海が消えなくて離れられない
雲海の下は霧
天草のカメラマンは誰も上がって来ないの？
大観峰なんてたくさんの人がいるのに
(雲海は出る確率が天草よりも高いからみんな来る)
7:30ころ 1台の車が到着
立派なカメラをお持ちになられて上がって来られる
凄い・・・一般の方かなぁと声をかけると報道カメラマン
「TKUです。」と答えられた
報道カメラってカッコいいよね
凄いよね、大変なお仕事って思う
しばらくずっと撮っておられた
きっと今日のニュースに流れるだ！！
天草も凄いって知ってもらえるぞ！！
報道カメラマンが帰られたあともまだいた
あまりにも綺麗で離れられない
半分涙目になりながら「綺麗」と呟いた
こんな美しい場所だから守らなきゃいけないのにね。心からそう思った
そしてほとんど消えそうな頃に
地元のおじいちゃんがお二人
軽トラで上がって来られ、お茶されていた
平和だ
美しく平和な国
日本って凄い
お腹が凄い空いてたのとほとんど雲海は消えたので下山
結局、この日の雲海はたった 4人しか見ていない
凄いな
この 4人って運がいいんだきっと
またいつか見れることができればいいな
天草の雲海
倉岳神社
熊本県天草市倉岳町棚底3409-1
お問い合わせ
天草市観光協
熊本県天草市中央新町15-7
TEL 0969222243
営業時間
9:00〜18:00
定休日 年末年始
HP
https://www.t-island.jp/
熊本駅から倉岳神社まで
約 2時間
熊本空港から倉岳神社まで
約 2時間15分(有料道路使用)
天草空港から倉岳神社まで
約 53分
阿蘇の情報
https://www.instagram.com/aso.project
阿蘇以外のこと
https://www.instagram.com/asoprosanpo
