【泣いた日】






先週から?雲海が頻回ですな







量が少なくモコモコではないけど、濃厚ミルキー







場所によったらモコモコに見えるだろうね







冷たい張り詰めた空気







凛としたこの感じが好きなのだ







ピシッと、凛とした人間でありたいが真逆である







もはや芸人ではないかと思うくらい自虐ネタありで・・・







凛とした人間には程遠い・・・








張り詰めた空気の中、山ほどの人が大観峰にいる








皆さん、仕事サボってるの??
↑そんなわけないっ!!!



















2018.11.21  水曜日








ふと思い出してしまった






あの人を







初めて出会った場所は大観峰







それから幾度なく阿蘇で出会う






震災直前の12月、モコモコの雲海が出た日だった






その頃はまだインスタも流行ってなくて、ましてや12月の阿蘇の早朝の大観峰になんてほとんど人はいない






映しても良いかと尋ねられたがお断りした






顔が映るから






Nさんは父親と同じくらいの年齢で、穏やかな優しい人、とてもいい人でした







それはいろんな報道関係者の方々も言っておられた(ことをのちに知る)






いろんな話をしたし、震災直前の 1〜2月なんて仙酔峡へ徒歩で行ってた時に途中で乗せていただいた





最後にお会いしたのは高森町のイベント





「トンネルの奥まで歩くのが大変だよ、もう歳だからね〜」






そんなことを言っておられた






三脚とカメラ






かなり重いと思う






定年を過ぎても報道カメラマンをされていた






体力も落ちてきてたと言われていた






亡くなられたのを知ったのは全く面識のない方のFacebook






震災 1年を迎えることなく急病で・・・






生前、「遊びにおいで、すぐそこだから」と






笑顔で言われていた






人はとても愚かで、馬鹿だからその時には目の前からいなくなるなんて思ってもない、考えてもない





そんなことを一瞬でも思わない






しかし、その日はいつか必ずやってくる






それまでの過ごした時間が、いかにかけがえのない物だということを知るのは失ってからだ






たとえ一言でも、長い時間でも、貴重なものには変わりない







それがたとえ他人であろうとも、友だちであろうとも







その一瞬はとてもかけがえのないものなんだ







時間は戻らない







今、この大切な時間を、大切な人と過ごせたらいいね






大切な言葉や、想いや、伝えたいこと






言わなきゃ・・・「また今度」はもう来ないかもしれない






いつかまた出会える日まで、阿蘇を撮り続けるから






そして、永遠の時間の中たくさんの阿蘇を見てくださいね






震災後からの阿蘇を







ふと思い出して泣いた水曜日の朝でした。