さくら「必要としてくれてるのはありがたいけど、やっぱり無理かな。それに‥‥‥一緒に住むのは無理だよ。」




あつし「‥‥‥結婚してるんだね?」



さくら「‥‥‥‥うん。さぁ検査室に着きましたよ。あつしさんです。お願いします。」




あつしは検査室に入り、2人は廊下で待っていた。




みおな「本当に結婚してるんですか?」




さくら「正しく言えば結婚してた。もう別れたけどね。」



みおな「だったらどうして?」




さくら「一緒に住んだら‥‥‥他の人に申し訳ないよ。」



みおな「私なら‥‥‥」




さくら「みおなちゃんじゃない。理由はあつしがちゃんと話すと思うよ。」



みおな「‥‥‥‥‥」



その後、あつしの検査は終わり病室に戻った。




みおな「ねえ‥‥‥‥」




あつし「‥‥‥‥やっぱり離婚しようか?」




みおな「え?」




あつし「もう正直に話すよ。好きな人ねる、みおなだけじゃないんだ。」




みおな「ななせさんもでしょ?」



あつし「うん。」



みおな「だったらななせさんも‥‥‥‥」




あつし「無理だよ。一緒に住んでも誰が好きなのか分からなくなる。」




みおな「そう‥‥。もう私たちのことはどうでもいいんだね?」




あつし「そうじゃない!」




みおな「何が違うの?最初は嫌だ!って言ってたのがすぐに意見が変わるなんて。もうどこにでも行っていいよ。けいたは私が育てるし、慰謝料や養育費も要らないから。」




あつし「‥‥‥‥‥‥分かった。みおな今までありがとう。迷惑かけたよね‥‥。もしいなくなっても幸せにね。」




あつしはそう言って自分で車イスを動かし病室を出た。




みおな「‥‥‥‥‥。」



その直後。




看護師「あつしさん!しっかりして!誰かストレッチャー。」




廊下から叫ぶ声がしてみおなが廊下に行くとあつしが倒れていた。




けん「あつし!」




看護師「今、近づかないでください。ご家族の方ですか?もしかしたら青酸カリを飲んだと思われます。」



けん「え?‥‥‥‥みおなちゃん!」




みおな「‥‥‥‥‥」




あつし「何かあったのか?教えてくれ!」




みおな「離婚しようか?ってことでちょっと喧嘩を。」



けん「‥‥‥‥どうして?確かにあつしは浮気をしてた。みおなちゃんも辛いだろうけど、あつしがどういう奴かは分かってただろ?」




みおな「‥‥‥‥‥私だって本当は離婚嫌ですよ!だからねるちゃんもさくらさんとも一緒に住んでもいいと‥‥‥」




りょう「‥‥‥‥‥そんなこと提案したの?」




みおな「りょうお兄さん!‥‥‥はい。」



りょう「それ間違ってるよ!」



みおな「え?」




りょう「あとさくらさんはここにいるの?」




みおな「検査に連れて行った時の看護師さんがそうでした。」




りょう「そう彼女はなんて?」



みおな「一緒に住むのは無理だよ!って。」




りょう「さすが経験者。実は、あつしとさくらさんは一緒に住んでた時もあったみたい。でもその時あと1人住んでた女性がいた。だけどある日喧嘩してその女性は家を飛び出した。そして‥‥‥‥車に引かれたって聞いたことがある。」




けん「‥‥‥‥‥トラウマなんだよ!だからあつしは‥‥‥」




みおな「違うんです!きっと私があんなこと言ったから‥‥。」






つづく。