新任管理職専門コーチの田端です。
部下を育成する際に、
重要な一つのポイントとして、
「変化、進歩が見えたら、すかさず
その変化を認めてあげること。」
と言うのがありますが、
中々うまくできない人もいるようです。
往々にして日本人は人をほめるのが
苦手な人が多いんで、
こういう小さな変化を見過ごしてしまったり、
自分がうまく部下をほめることができない
という事実を認めたくないのかどうかは
わかりませんが、
「下手にほめると、油断するから、ほめない!」
なんて人がいますけど、これは間違っています。
いつになってもほめずに、
ダメ出しばかりしていると、
本当に人はやる気を失ってしまいます。
実は私が子供の頃の、
あっという間にやる気を失った、
いや~な体験、
今でもはっきり覚えてるんですよ。
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私は現在でも、身長が162㎝、
体重も50kgぐらいで小柄ですが、
子供の頃から小柄でやせていました。
しかし、わたしの父は、
私とは違って、体も大きく、
がっちりとした体型。
水泳が得意で若い頃、国体で
優勝したことがある人だったんですね。
そんなこともあって、
父は私をたくましい体にしたかったのでしょう。
幼いころから、水泳をやらされたてました。
そして、小学校でも高学年になって、
水泳部に入り、頑張っていました。
しかし、5年生の時は、
レントゲン検査で肺に影が見つかり、
「要注意」
と判定され、途中で水泳部をやめざるを
得なかったんですけど、6年生になって復帰。
5年生の時のブランクを取り戻そうと
一生懸命努力した甲斐もあって、
平泳ぎでは
校内でナンバー2、3ぐらいになってました。
そして、指導してくれていた先生からは、
「泳ぎが一番きれいなのは田端だな。
残念ながら、体が小さくて、
力がないからスピードは
今一つ伸びないけど。」
と言われるぐらいになってました。
そして、週末、久々に父と
プールに泳ぎに行ったわけですけど、
ここで父のダメ出しが始まりました。。。。
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父は、ぜんぜん褒めてくれない。。。
努力を認めてくれない。。
一つ注意されて、
できるようになっても、
その事には一切触れす、
スグに次の問題点を指摘される。
「ここをこうしろ」
「今度は、ここをこうしろ」
次から次へと、要求ばかり。。
ダメ出しばかり、
延々と続きました。
自分にしてみれは、
指摘されたことは
きちんと意識して、
内心、
「うまくいってるな。。」
と感じていたんですけど、
父は、その事には一切触れない。
常に、
「お前はダメだ。」
「お前はまだまだだ。」
みたいな雰囲気で、
ずっと私にダメ出ししてました。
一日中続きました。
そして。。。。。
自分の中で、スーっと
魂が抜けていって、
全身から力が抜けていくような、
感じがしました。
「これ、いつまで続くんだろ。。。」
「ハア、もう水泳したくないな。。。」
そう思ったのを、今でもはっきり覚えています。
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父にしてみれば、
私をもっと上手くさせようと思って
やってたんでしょうけども、
また、その事は私も分かってましたけど。。。。
本当にイヤになりました。
いくら頑張っても、ダメ出しばかり。。。
この日は、本当に父のダメ出しが
永遠に続くような気がして、
一気に水泳を続ける気が無くなっちゃいました。。。
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「そんな自分の苦い体験があったので、
自分が部下を持つようになってからは
決してダメ出ししないようにしました。」
なんていったらよかったんですけど、
現実はそうはいきませんでした。
ダメ出しばっかりされて育つと、
ダメ出しして育てるのが当たり前
だと思ってますし、
その他の育て方を知らないので、
部下にも、
自分が親にされたことと、
同じことをやっちゃうんですね!
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これが原因で、
管理職になって最初の頃は、
部下から総スカン食らいました!
「田端さんは言い方がきつい!」
「全然努力を認めてくれない。」
そんな風に言われました。
そうすると、今度は
部下に必要以上に
気をつかうようになってしまい、
きちんと指摘すべきことが
指摘できない、
言いたいことが言えない、
そんな状況に陥りました。
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結局私が、
部下にきちんと、
指摘すべきことは指摘し、
なおかつ、
少しでも部下が指摘されたことを
意識しながら
やっているのが感じられると、
「お~、この間言ったこと、意識してるね!」
「大したもんだ!」
なんて感じで、
すぐ褒められるようになるまで、
数年かかりました。。
でも、これができるようになると、
部下もうれしそうな顔をして、
より意識して、頑張ってくれるんですね!
そして、私からの指摘や、指導も
以前より素直に聞き入れてくれるように
なって行きました。
そりゃ、そうですよ。
意識すれば、すぐ認めてくれるんですから。
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振り返ってみると、
「自分が30代だった頃に
コーチングが世の中に存在して
くれたらばなあ~。」
とつくづく思います。
えらく遠回りしたな~と。
もし、当時、
自分の心の奥底を一緒に探究してくれて、
知らないうちに
「人を育てるということは
ダメ出しすることのみ!」
なんて思い込みに
ハマっていたことに
気づかせてくれる
コーチと出会っていたら、
こんな遠回りはしなくてす済んだのに。
あんなに苦労しなくて済んだのに。
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*ちなみに、その後も学校の水泳部は
辞めずに続けました。
でも、父と一緒に水泳に行く回数は
減りましたね。。。。
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もしも、あなたが、
「部下をほめるのが苦手。」
とか、
「ほめるとつけあがるから、
部下は褒めない!」
と思っているようでしたら、
それは思い込みです。
人は努力したら認めてもらいたいし、
認められたらうれしいものです。
若いころの私みたいにダメ出しばかりやっていると、
部下から総スカンくらっちゃいますから、
なるべく早めに考えを改めてくださいね。
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