昨日は雨の一日
雷も！
久しぶりに映画を観ました
観たのはこちら↓
2016年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞
イギリスの巨匠ケン・ローチ監督
舞台はイギリスのニューカッスル
妻を失い、病気のため大工の仕事も医者から止められているダニエルは、複雑な制度のため国からの援助を受けられないでいる
2人の子供を抱えるシングルマザーのケイティも、貧困から抜け出せない
貧困という厳しい現実に直面しながら絆を深めていくが…
賞を受賞しているということで
どんな話かも知らずに観てしまったけれど
とても考えさせられる映画だった
主人公のダニエルは、貧しくとも真面目に生き、
隣人には優しく、誇り高き人
人間は貧しくても
尊厳やプライドを失っては生きていけない
人間らしく生きるって？
社会や福祉ってなんなんだろう
イギリスだけの問題ではもちろんなく
日本でも、自分自身にも、起こり得る
小学生には難しい映画だと思うけれど
子供たちにも知ってもらいたい内容でした
中学受験を目指す多くの子供たちは
恵まれた家庭環境にあると思います
SAPIXの月謝もそれなりだし
塾と習い事で、子供一人当たり月に10万以上かけてる
って家庭も少なくない
そんな、子供たちだからこそ
ダイバーシティ、多様性を理解することが求められている
中学受験では、自分自身の環境とはかけ離れた題材が
出題されると言われます
貧困、国籍、民族、LGBT、複雑な家庭環境など
多様性を理解すること
そして
そこから
どうしたら良いのかと主体的に考えること
持続可能な行動をしていくこと
これからの未来を担う子供たちには
そんなことが求められています
で、
ここで大切なのはやっぱり家庭の在り方
親子の会話ってことです
いや～、耳が痛いわ
stay home
そんな機会にできたらいいなー