※本記事は、はてなブログで術後経過をその都度記録していた内容をもとに、後日あらためて掲載しています。
そのため、更新時期と実際の術後経過にはずれがある場合があります。

 


■はじめに

はじめまして。『あすまい』と申します。

股関節骨切り回転術を受けてから、2ヶ月と2週間が経過しました。
全荷重が許可されてから10日目です。

現在、痛みがあり、手術を受けた側の筋力低下に加え、
体が歩行時のバランスの取り方をすっかり忘れてしまったように感じております。

そのため、正常に歩ける状態には、まだまだ程遠いと感じています。

このブログでは、股関節骨切り回転術(SPO)後の回復過程を記録しています。
これから手術を受けるかどうか悩まれている方にとって、
何かしら判断の参考になればと思い、ブログを立ち上げました。

なお、私は医師や医療従事者ではなく、ここに書いている内容は、
手術後の経過や日々感じていることを、一個人の視点で記録したものです。
医学的な正解を示すものではありませんので、
あくまで参考の一つとして、読み進めていただければと思います。


■この手術を検討する方について

この手術を推奨され、手術を受けるかどうか決断する方々は、
私と同じような方々が多いと想定しております。

理由は、骨切り回転術は一般的に、

① 臼蓋形成不全
② 関節の軟骨がまだ残っている
③ 比較的若年層
(⇒ 働き盛りや子育て中など、公私ともに多忙な時期)

といった条件を前提に検討される手術と言われているためです。

ただし、実際には画像所見や症状、生活背景などを総合的に判断し、
主治医ごとに適応が決められるものだと理解しています。


■手術前に得られた情報と実際に感じたこと

入院前に得られた情報は、以下のようなものでした。

・SPOは部分的に骨切りするため、身体への負担が比較的少ない
・入院期間の目安は、1/2荷重が認められる5週間程度
・全荷重は術後3ヶ月頃

当時の私にとって、骨切り回転術について得られる情報は、
決して十分とは言えませんでした。

また、仕方のないことではありますが、
全荷重後の状態について尋ねても「その時の状況次第」とのことで、
具体的なイメージを持つことができませんでした。

そこで、繰り返しになりますが、
私自身の経験が、これから手術を検討されている方にとって
何かしら参考になれば幸いです。


■私自身の状況(家族・環境)

ブログを読み進めていただく前提として、
私を取り巻く環境も記載しておいた方が、
よりイメージしやすいかと思い、簡単な自己紹介をいたします。

私は、上述の①〜③すべてに当てはまり、
年齢は40代前半、性別は女性です。

手術前まで都内で10年以上働いておりましたが、
治療に専念するため、自分の意思で手術前に退職しました。

子どもは3人(中学生と小学生)で、
日常生活の多くを自分で行える年齢です。

そして、私にとって重要なパートナーである夫の存在なくして、
この治療に向き合うことは不可能でした。

平日は多忙で家事に関われないことも多いですが、
必要な場面では家のことを支えてくれています。

骨切り回転術は、以前と比べて入院期間は短くなったとはいえ、
近年は核家族化が進み、近くに頼れる親族がいない家庭も多いと思います。

そのような状況で、パートナーや子どもだけに頼る形になると、
かなり厳しい場面も出てくるのではないでしょうか。

私の場合は、家族の理解と協力があったことが、
治療に向き合う上で大きな支えとなりました。

股関節に問題があることが分かったきっかけは、
趣味のランニング中に膝の痛みが出たことでした。

膝の痛みで近所の整形外科を受診したところ、
膝自体には問題がなく、
股関節に問題があり、臼蓋形成不全と判明しました。

医師からは、痛みがある間はランニングを控えるよう指示され、
湿布と痛み止めを処方されました。

その後、徐々にランニングを控え、
ウォーク&ランなどに切り替えていました。

ランニングは私にとって大切な息抜きだったため、
QOLは明確に低下しました。
(痛みを理由に趣味や運動を控える方は、多いのではないでしょうか。)


■手術を決断した理由

今年、偶然にも股関節の専門医と出会い、
股関節骨切り回転術を勧められ、手術を受けることを決断しました。

理由は、やはりQOLの向上です。

再びランニングを楽しみたいこと、
痛みを気にせず、制限なく生活したいと思ったからです。

夫や子どもたちが、
「受けた方がいいと思う」と背中を押してくれたことも、
大きな後押しになりました。


■現在の率直な気持ち

冒頭に記した通り、
術後2ヶ月と2週間が経過し、全荷重が許可されてから10日ほどが経ちました。

しかし、全荷重が許可されたからといって、
実際には思うように歩けているわけではありません。

私は全荷重後の生活に大きな期待をしていたため、
正直、少しがっかりしました。

早朝にウォーキングをしたり、
大掃除をしたり、
都内の好きな場所へ出かけたりすることを想像していました。

現実は、ほとんどできていません。

正確には、できることもありますが、
自分が思い描いていた「全荷重後の生活」とは、
大きなギャップがありました。

荷重が上がるたびに痛みがあり、
思うように家事ができない日もあります。

体力もすっかり落ちており、
少し動いただけで疲れてしまいます。

来年から転職先への入社も控えており、
焦りを感じることもあります。

この先どうなっていくのか、不安はありますが、
その時々の状況を、できるだけ正直に記録していこうと思います。