第六試合目の小見川道大選手VSL.Cデイビス選手は、下馬評を覆し、小見川選手が判定勝ちを収めました。小見川選手は終始ペースを握っていたので、欲を言えば一本で極めて欲しかったところですが、L.Cデイビス選手相手に危なげなく勝利を収めたことは評価に値することかもしれません。一方のL.Cデイビス選手は前日の計量で4キロもオーバーしていたようです。この時点で勝負は着いていたのかもしれません。戦前の評価が嘘のように思えるほど、L.Cデイビス選手には試合を通じて良いところがありませんでした。
第七試合目はヘビー級ワンマッチ、ジェームス・トンプソン選手VSBIG・ジム・ヨーク選手。トンプソン選手はお馴染みのゴング&ダッシュを見せてくれましたが、その後大きな見せ場は作れず、突っ込んだところにヨーク選手のカウンターパンチを貰ってしまい、KO負けを喫してしまいました。日本復帰戦を白星で飾ることが出来ませんでした。トンプソン選手はPRIDEでの終盤の大会では、パワーだけではなく技術的な部分での進歩も見せていましたが、今回の試合ではそのような部分は見られず、逆に退化してしまっているようにも見えました。
第八試合は門脇英基選手VSナム・ファン選手。門脇選手は寝技で攻めると思いきや、まずは打撃での勝負を挑みました。打撃でも門脇選手は的確なパンチを当てる場面もあり、ファン選手と互角の攻防を見せました。しかし、結末は意外なほどあっけなく訪れました。門脇選手のガードが一瞬下がったところで、ファン選手の右フックが門脇選手の顎を打ち抜きました。門脇選手は崩れ落ち、ファン選手が追撃にいったところでレフリーストップが掛かりました。門脇選手は持ち前の寝技を見せる前に、KO負けを喫してしまいました。
第九試合はフェザー級グランプリ開幕戦の最終試合、日沖発選手VSクリス・マニュエル選手。8戦無敗の
マニュエル選手でしたが、日沖選手が終始マニュエル選手を圧倒し、腕ひしぎ十字固めで圧巻の一本勝ちを収めました。本大会のフェザー級日本人選手の大黒柱としての役割を見事に果たしました。
第十試合はメインカードの川村亮選手VSキング・モー選手。川村選手も粘りを見せましたが、モー選手の壁を崩すまでには至らず、モー選手が圧倒的な強さを見せつけ勝利を収めました。モー選手は怪我をしていたようですが、それを感じさせない桁違いのパワーとタックルのスピードを見せ付けました。モー選手はまだまだ強くなりそうな選手です。次回は柔術系の選手との試合を観てみたいです。時期的に早いかもしれませんが、ホジェリオ・ノゲイラ選手との対戦など観てみたいです。モー選手が関節技の掛け方・凌ぎ方などを習得した際には、本当に手の付けられない恐ろしい選手となりそうです。
戦極~第七陣~フェザー級グランプリ開幕戦はライト級グランプリほどのインパクトは残せなかったものの、良いスタートを切れたのではないでしょうか。日沖選手、サンドロ選手など、目玉選手がしっかりと一本で勝ったことは大きいと思います。次回も代々木第二体育館で行われるようです。代々木第二体育館はさいたまスーパーアリーナや代々木第一体育館に比較すると小さいので、非常に試合が観易いです。敢えてケチをつけるとすればチケットの料金設定でしょうか。スタンドA席・S席・SS席はそれぞれ7000円・12000円・17000円という料金設定ですが、おそらく各シート5列程度しか用意がありません。スタンドA席でも十分見易いですし、スタンドA席とSS席に間違いなく1万円の差はありません。会場の規模を考慮し、一律でスタンド席は10000円にするなど、工夫が欲しいものです。ポジティブに捉えるとスタンドA席は非常にお得感がありますが、一方でスタンドSS席の17000円は非常に損のような気がします。そのようなこともあってか、今大会はSS席しか当日券は販売されていませんでした。次回観に行かれる方にはスタンドA席を早めに取ることをお勧めします。
第七試合目はヘビー級ワンマッチ、ジェームス・トンプソン選手VSBIG・ジム・ヨーク選手。トンプソン選手はお馴染みのゴング&ダッシュを見せてくれましたが、その後大きな見せ場は作れず、突っ込んだところにヨーク選手のカウンターパンチを貰ってしまい、KO負けを喫してしまいました。日本復帰戦を白星で飾ることが出来ませんでした。トンプソン選手はPRIDEでの終盤の大会では、パワーだけではなく技術的な部分での進歩も見せていましたが、今回の試合ではそのような部分は見られず、逆に退化してしまっているようにも見えました。
第八試合は門脇英基選手VSナム・ファン選手。門脇選手は寝技で攻めると思いきや、まずは打撃での勝負を挑みました。打撃でも門脇選手は的確なパンチを当てる場面もあり、ファン選手と互角の攻防を見せました。しかし、結末は意外なほどあっけなく訪れました。門脇選手のガードが一瞬下がったところで、ファン選手の右フックが門脇選手の顎を打ち抜きました。門脇選手は崩れ落ち、ファン選手が追撃にいったところでレフリーストップが掛かりました。門脇選手は持ち前の寝技を見せる前に、KO負けを喫してしまいました。
第九試合はフェザー級グランプリ開幕戦の最終試合、日沖発選手VSクリス・マニュエル選手。8戦無敗の
マニュエル選手でしたが、日沖選手が終始マニュエル選手を圧倒し、腕ひしぎ十字固めで圧巻の一本勝ちを収めました。本大会のフェザー級日本人選手の大黒柱としての役割を見事に果たしました。
第十試合はメインカードの川村亮選手VSキング・モー選手。川村選手も粘りを見せましたが、モー選手の壁を崩すまでには至らず、モー選手が圧倒的な強さを見せつけ勝利を収めました。モー選手は怪我をしていたようですが、それを感じさせない桁違いのパワーとタックルのスピードを見せ付けました。モー選手はまだまだ強くなりそうな選手です。次回は柔術系の選手との試合を観てみたいです。時期的に早いかもしれませんが、ホジェリオ・ノゲイラ選手との対戦など観てみたいです。モー選手が関節技の掛け方・凌ぎ方などを習得した際には、本当に手の付けられない恐ろしい選手となりそうです。
戦極~第七陣~フェザー級グランプリ開幕戦はライト級グランプリほどのインパクトは残せなかったものの、良いスタートを切れたのではないでしょうか。日沖選手、サンドロ選手など、目玉選手がしっかりと一本で勝ったことは大きいと思います。次回も代々木第二体育館で行われるようです。代々木第二体育館はさいたまスーパーアリーナや代々木第一体育館に比較すると小さいので、非常に試合が観易いです。敢えてケチをつけるとすればチケットの料金設定でしょうか。スタンドA席・S席・SS席はそれぞれ7000円・12000円・17000円という料金設定ですが、おそらく各シート5列程度しか用意がありません。スタンドA席でも十分見易いですし、スタンドA席とSS席に間違いなく1万円の差はありません。会場の規模を考慮し、一律でスタンド席は10000円にするなど、工夫が欲しいものです。ポジティブに捉えるとスタンドA席は非常にお得感がありますが、一方でスタンドSS席の17000円は非常に損のような気がします。そのようなこともあってか、今大会はSS席しか当日券は販売されていませんでした。次回観に行かれる方にはスタンドA席を早めに取ることをお勧めします。