☆秋山成勲選手が移籍!?

秋山選手の移籍話が海外サイトを賑わしています。

http://www.bloodyelbow.com/2008/10/18/637771/akiyama-to-ufc-or-sengoku
http://www.sherdog.com/pictures/event/dreams-akiyama-rumored-in-talks-with-ufc-sengoku-14837
http://www.thefightnetwork.com/news/mma/1787/report__ufc_interested_in_yoshihiro_akayama

等のサイトです。

DREAMを運営するFEGとの関係も思わしくないようです。

DREAM6での試合終了後、秋山選手の独断で“吉田選手と大晦日に試合をさせてください。”と言ったのが、不味かったのでしょうか。秋山選手にどのような想いがあったかは定かではありませんが、DREAMのリング上で戦極という他団体に所属している吉田秀彦選手との対戦を希望したことには疑問符が付きます。笹原氏をはじめ、DREAM主催者側にしてみれば気持ちの良い話ではなかったと思います。

これが事の発端になったのか、秋山選手はDREAMとの契約を切り、新たにUFCと戦極と交渉をしているようです。自身でも“まさにマイケル・ジャクソン”と称するように、韓国で絶対的な人気を獲得した秋山選手の現在の最優先事項は、いかに自身を世にアピールしていくことかになっていると思います。その観点からすると、もはやDREAMには秋山選手にとって魅力的な対戦相手は存在しないのかもしれません。

先日、大晦日恒例の格闘技興行の記者発表が行われていましたが、そこでも出場候補選手の中に秋山選手の名前はありませんでした。

良くも悪くも日本格闘技界で最も注目を集めている選手の一人である、秋山選手の動向が気になるところです。

吉田選手との対戦に拘り戦極に行ってしまうのか、もしくはUFCに行きアメリカで自身を売り込むのでしょうか。

吉田選手との対戦は、吉田選手が元柔道の金メダリストであり、日本でも人気のある選手であるため韓国の秋山選手のファンにアピールするには絶好の相手なのかもしれません。しかし、個人的には秋山選手にUFCミドル級に乗り込み強さを追求することで、自身のアピールを狙って欲しいところです。ただ今の秋山選手にそのような強さを求める気持ちが残っているかは定かではありません。

その戦績のほとんどがKO決着で、面白い試合を見せると定評のある秋山選手はUFCにとっては魅力的な選手に映っていると思います。今回のFEGと秋山選手の契約が切れるという噂の原因の一つが、秋山選手が多額のファイトマネーを要求したことにあるともされています。戦極よりも資本力のあるUFCが秋山選手に対して高額なファイトマネーを提示する可能性はあると思います。


☆UFC89、ソクジュと郷野の結果は!?

英国ウェストミッドランド州バーミンガムで行われたUFC89ですが、気になっていたPRIDE出身の郷野選手とソクジュ選手は負けてしまいました。

郷野選手は惜しくもスプリットディシジョンの2-1の判定にて敗れてしまったようです。

ソクジュ選手は1R序盤は打撃の切れもよく、優位に試合を進めていました。KOするのも時間の問題かと思いましたが、決定打に欠き、徐々に手数が少なくなっていきます。攻め疲れを起こしたのか、2Rに入ると後ろに下がるシーンが目立つようになり、結局KO負けを喫してしまいました。






ショーグン選手との対戦を熱望しているソクジュ選手ですが、この敗戦によりショーグン選手との対戦の実現は遠のいてしまったかもしれません。(ショーグン選手が次の試合でコールマン選手に負ければ、逆に両者の対戦は近づくかもしれません。)

PRIDEではホジェリオ・ノゲイラ選手とアローナ選手を立て続けにKOで破るという鮮烈なデビューを飾り、一時は同階級で最強なのではとも言われていたソクジュ選手ですが、今回は非常に残念な結果となってしまいました。24歳とまだ非常に若い選手なので、今後の奮起に期待したいと思います。

UFC89、全試合の結果は下記の通りです。

<第11試合 ミドル級 5分3R>
○マイケル・ビスピン(英国)
(3R終了 判定)
●クリス・レーベン(米国)

<第10試合 ライトヘビー級 5分3R>
○キース・ジャーディン(米国)
(3R終了 判定)
●ブランドン・ベラ(米国)

<第9試合 ライトヘビー級 5分3R>
●ソクジュ(カメルーン)
(2R4分15秒 TKO)
○ルイス・カーン(ブラジル)

<第8試合 ウェルター級 5分3R>
●ポール・テイラー(英国)
(3R終了 判定)
○クリス・ライトル(米国)

<第7試合 ウェルター級 5分3R>
●ポール・ケリー(英国)
(2R2分16秒 ギロチン)
○マーカス・デイビス(米国)

<第6試合 ウェルター級 5分3R>
●郷野聡寛(日本)
(3R終了 判定)
○ダン・ハーディー(英国)

<第5試合 ヘビー級 5分3R>
○シェーン・カーウィン(米国)
(1R1分31秒 TKO)
●ネイル・ワイン(英国)

<第4試合 ライト級 5分3R>
○デビッド・ベルクヘーデン(スウェーデン)
(3R終了 判定)
●ジェス・リアウディン(フランス)

<第3試合 ライト級 5分3R>
●サム・スタウト(カナダ)
(3R終了 判定)
○テリー・エティン(英国)

<第2試合 ライト級 5分3R>
●デビッド・バロン(フランス)
(3R3分19秒 リアネイキドチョーク)
○ジム・ミラー(米国)

<第1試合 ライト級 5分3R>
●サミー・スキアボ(フランス)
(3R1分47秒 リアネイキドチョーク)
○ペル・エクルンド(スウェーデン)