DREAM6で青木真也選手と対戦するトッド・ムーア選手

先日、DREAM6開催まで一週間といったタイミングで青木選手の参戦が急遽決定しました。

青木選手はそのキャラクターとファイトスタイルに関して、好き嫌いが分かれる選手ですが、個人的には好きな選手です。

しかし、既に11試合もの試合数が決定しているDREAM6において、わざわざ青木選手のカードを組む必要があるのかと疑問に思った部分もありました。

もしかしたら秋山選手VS外岡選手の試合が影響しているのかもしれません。

元々DREAM6で秋山選手VS田村選手の実現に向けて主催者側は動いていました。しかし、田村選手の怪我により実現に至らなかったとされています。そこで田村選手の替わりに外岡選手が秋山選手の対戦相手として選ばれました。秋山選手の対戦相手が、田村選手ではなく外岡選手になったことで、ファンへの訴求効果は薄れたと思います。主催者側としては秋山選手の試合で大きな訴求効果を期待していたと思うので、その埋め合わせとして青木選手に白羽の矢が立ったのかもしれません。プロ意識の強い青木選手であれば直前のオファーでも断らないだろうという主催者側の認識もあったと思います。

青木選手と対戦するトッド・ムーア選手はUFC傘下のWECに所属している選手です。WECを主戦場とする以前の戦績は９戦全勝と無敗を誇っていました。そこでUFCを経営するズッファ社から声を掛けられWECに参戦します。しかしWECでは２戦２敗と結果を出せていません。



ムーア選手は映像を見る限り、テイクダウンしてからのパウンドという流れで勝負する選手のようです。青木選手にとってはやり易い相手ではないでしょうか。勝負事なので何が起こるか分かりませんが、あっさり青木選手が寝技で一本勝ちすると予想します。