UFCで活躍中、且つPRIDEにも参戦したことのある寝業師のディーン・リスター選手がクロアチアのザグレブでミルコ選手と合流しています。

INDEX・HRというサイトが報じています。
http://www.index.hr/sport/clanak/dean-lister-dosao-sam-u-zagreb-nauciti-cro-copa-kako-se-obraniti-od-overeemove-giljotine/400491.aspx

そのサイトのインタビューにて、記者から色々と質問されています。
その一部を紹介します。

・今回のザグレブ滞在の目的は?

~ミルコ選手に、どのようにアリスター選手のギロチンフロントチョークを防げばよいかを伝授しに来ました。~


・ミルコ選手の調子はいかがですか?

~怪我の回復も順調で、精神的にも充実しているようです。ミルコ選手はアリスター選手を倒すことが出来るでしょう。~


・ミルコ選手と今後も交流を続けていくのでしょうか?

~ミルコ選手とはアリスター戦後に、サンディエゴで再び合流する予定です。~


・ミルコ選手は金網での試合に戻ってくることはあるのですか?

~ミルコ選手は、現在金網で頻繁に練習していますし、気持ちの部分でも復活しつつあります。金網に戻っても問題ないでしょう。彼はひじょうに才能に恵まれたファイターです。彼の右キックは病院行き、左キックは墓場行きという言葉は有名です。~


ディーン・リスター選手はADCC(アブダビコンバット)の無差別級で優勝したこともある、寝技のエキスパートです。



アリスター選手のギロチンフロントチョークの精度は、対戦相手にとっては脅威です。2005年に行われたADCCヨーロッパ予選では、すべてこのフロントチョークで勝利しています。PRIDEミドル級GPにおいても、一回戦のベイフォート戦、二回戦のボブチャンチン戦とフロントチョークで一本勝ちしています。



DREAM6でアリスター選手と対戦することがほぼ確定しているミルコ選手にとって、アリスター選手のギロチン対策は欠かせないはずです。リスター選手の存在は、ミルコ選手にとって心強い存在となりそうです。